カテゴリー:技術ニュース
-
粒子サイズが揃ったナノ粒子を容易に作製できる手法を開発――酵素の加水分解作用を利用 北海道大学
北海道大学は2024年5月24日、酵素の加水分解を制御して、粒子サイズが揃ったナノ粒子を容易に作製できる手法を開発したと発表した。 ナノテクノロジー材料はその独自な形状や性質から、高性能電子デバイス素子や次世代太陽…詳細を見る -
NASA、小型ターボファンエンジン「DART」を超高効率航空機の開発に活用
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2030年代以降の導入を目指す、超高効率航空機の開発に役立つアイデアを検証するために、小型ターボファンエンジン「DGEN380 Aero-Propulsion Research Turb…詳細を見る -
水の2.5倍の密度の流体を用いて、水力発電の2.5倍の電力を供給するシステム――イギリスで実証機を建設
長期水力エネルギー貯蔵システムを開発しているイギリスの企業RheEnergiseは2024年4月29日、水の2.5倍の密度を持つ流体を用いた、高密度水力貯蔵システム「HD Hydro」の実証機を建設すると発表した。この種…詳細を見る -
重量12トンの無人戦車――DARPA、大型ロボット車両「RHP」の自律走行試験に成功
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2024年4月23日、険しいオフロード環境でも自律走行できるロボット車両を開発する「RACER(Robotic Autonomy in Complex Environments …詳細を見る -
臓器への接着や脱着が可能な接着材を開発 岡山大など研究グループ
岡山大学は2024年5月24日、神戸大学や大阪大学、九州大学などと共同で、真皮や肝臓などの生体軟組織と接着や脱着が可能な無機セラミックス系固体接着材を開発したと発表した。この材料を用いると、外科手術での臓器の圧排が簡便に…詳細を見る -
ハロゲン多電子移動に基づく高エネルギー密度の水系二次電池を開発
中国科学院の大連化学物理研究所(DICP)の研究チームが、臭素とヨウ素の多電子移動を利用し、電解液に水溶液を使用する水系二次電池の高エネルギー密度化に成功した。 同研究成果は2024年4月23日、「Nature E…詳細を見る -
未来の航空機の静音飛行へ向けて――燃料節約が見込まれるBLIダクテッドファンの騒音発生原因を解明
燃料消費を抑えられる境界層吸い込み(BLI)ダクテッドファンから生じる騒音の発生原理が明らかになった。この研究は英ブリストル大学によるもので、2024年4月15日付で『Journal of Fluid Mechanics…詳細を見る -
水中波力発電システム「CETO」、設置計画の審査に合格――スペインの海域で運用へ
海洋エネルギー技術を開発する豪Carnegie Clean Energy(CCE)は、2024年4月17日、子会社のCETO Wave Energy Irelandが、欧州の波力発電技術開発プログラム「EuropeWav…詳細を見る -
大面積で大量生産できるシリコン熱電発電素子を開発 東大
東京大学生産技術研究所の柳澤亮人特任助教、野村政宏教授らは2024年5月23日、物質・材料研究機構、ドイツフライブルク大学、セイコーフューチャークリエーション、TOPPAN、前田建設工業と共同で、ナノ構造化シリコン薄膜を…詳細を見る -
二酸化炭素を従来の2倍捕捉できる溶媒を開発
米パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)を中心とする共同研究チームが、石炭火力発電所から排出される二酸化炭素(CO2)を効率的に捕捉し、価値ある製品に変換できる溶媒を発見した。CO2の回収/貯蔵方法の開発は、…詳細を見る