カテゴリー:海外ニュース
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ペロブスカイト太陽電池製造の重要な障害を克服、変換効率20.1%の電池が簡単に安く印刷可能に
トロント大学工学部の研究チームが、光励起された電子を効率的に取り出す電子選択層(ESL)を150℃以下の低温プロセスで形成する手法を考案。ペロブスカイト太陽電池製造の重要な障害をブレークスルーすることに成功した。この技術…詳細を見る -
1時間に約9MW、風力発電の最高記録を更新――2万4000世帯弱の電力消費に相当
MHI Vestas Offshore Windの新型風力発電設備の試作機が2017年1月26日、24時間で21万5999.1kWhを発電し、風力発電の世界最高記録を更新した。1時間当たり約9MWの発電性能を誇ることにな…詳細を見る -
電子回路をタトゥシールで実装――早稲田大学、皮膚に貼り付けられる超薄型デバイスシートを開発
早稲田大学の研究チームは、SBS熱可塑性エラストマフィルムを使った超薄型デバイスの製造方法を開発した。厚みは僅か750nmと極薄で、弾性と柔軟性は従来のポリマナノシートの50倍だという。 同チームの開発した方法では…詳細を見る -
エンジニアはやっぱりもうかる? 米Glassdoorが大学卒業後5年間の給与水準を調査
アメリカで最ももうかる職業は、やはりエンジニアだった——。企業情報の口コミサイト「Glassdoor」が大卒者の給与水準を卒業後5年間にわたって追跡調査した結果を発表。学生時代にSTEM(Science, Technol…詳細を見る -
液体金属を使って原子レベルの薄膜形成に成功――集積回路の積層技術を飛躍させるか
集積回路の処理能力の向上と製造コスト削減を図ろうと、同一面上に薄い電子チップを数多く積層する技術の研究が進んでいる。 しかし既存の製造技術では、スケールアップが難しかったり、550℃以上の高温でないと機能しなかった…詳細を見る -
皮膚を模したハイドロゲルをMITが開発――乾燥を防ぎ、血管のように流体を流す
米マサチューセッツ工科大学は、人間の皮膚の構造から着想を得た水ベースの新材料を開発した。 既存のハイドロゲルやお菓子のゼリーなど、ゼラチン状のポリマーが幅広い用途で使われている。しかし水ベースの材料のため、乾燥すれ…詳細を見る -
航空機を大幅に軽量化——金属より強度が高く、最大450℃に耐える高分子系複合材料
ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学の研究チームがフタロニトリル・モノマーを活用し、高分子系複合材料のマトリックスに使える斬新な高分子材料を開発した。開発した材料は優れた耐熱性とともに、チタンやアルミ合金などの金属よりも高…詳細を見る -
人工の葉が風に吹かれると電力発生——樹木を模倣した形状の風力発電デバイス
アイオワ州立大学の研究チームが、綿花の枝葉を模倣した風力発電デバイスのプロトタイプを作製した。このデバイスは、人工の葉が風に吹かれたときに生じるピエゾ圧電効果で発電する仕組みだ。風力タービンを代替するほどではないが、家電…詳細を見る -
赤外線を電気エネルギーに——ポーラロン励起を利用する新原理のペロブスカイト太陽電池
ヘルムホルツ協会ドイツ電子シンクロトン(DESY)に集まった研究チームが、赤外領域の光を電気エネルギーに変換する新型ペロブスカイト太陽電池の基本原理を見出した。実用化への課題はいまだ残っているが、研究がさらに進展すれば、…詳細を見る -
英リヴァプール大、液体アンテナの研究プロジェクトを開始
英リヴァプール大学は1月16日、英国工学物理科学研究会議(EPSRC)から57万8000ポンド(約8170万円)の研究開発費を調達し、液体アンテナ技術の研究プロジェクトを立ち上げることを発表した。 アンテナは電波を…詳細を見る