カテゴリー:化学・素材系
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スマホ画面が割れても自然に修復――自己修復する透明な有機結晶材料を開発
インド科学教育研究大学(IISER)とインド工科大学(IIT)の研究チームは、独自の内部分子構造を持つ有機結晶材料を合成し、損傷を受けても自律的に修復することを確認した。透明で従来の自己修復材料より硬いこの材料により、将…詳細を見る -
窒化ガリウムとダイヤモンドの直接接合に成功――放熱性改善に向けた新構造の実現 大阪市立大学ら
大阪市立大学は2021年9月9日、東北大学、佐賀大学、アダマンド並木精密宝石と共同で、従来不可能だと言われてきた、窒化ガリウム(GaN)とダイヤモンドの直接接合に成功したと発表した。大阪市立大学によると世界初となる。 …詳細を見る -
新たな成膜法によるフィルム型ペロブスカイト太陽電池で世界最高のエネルギー変換効率を実現 東芝
東芝は2021年9月10日、軽量で曲げることも可能なフィルム型ペロブスカイト太陽電池の生産工程を短縮できる新たな成膜法を開発し、世界最高のエネルギー変換効率15.1%を実現したと発表した。 東芝は、2018年6月に…詳細を見る -
超小型メモリーデバイスの可能性――常温で強磁性を示す2D薄膜磁性体材料を開発
国立ローレンス・バークレー研究所とカリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、常温でも強磁性を示す1原子厚さの2D薄膜磁性体材料を開発した。コバルト添加のファンデルワールス酸化亜鉛(ZnxCo1-x)Oの2D薄膜であり…詳細を見る -
UCLAの研究者がガラスを金属のように強靭にする理論を発表――耐破壊性の世界記録を樹立
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とデンマークのオールボー大学の研究者らは、原子レベルのコンピューターシミュレーションによって、既存のガラスよりも延性があり、強靭で耐久性のあるガラスの開発への道を開いた。研究…詳細を見る -
CERNの研究チーム、新たなテトラクォークを発見
CERN(欧州原子核研究機構)の研究チームが、2個のクォークと2個の反クォークから構成される、新しい異種ハドロンを発見した。「Tcc+」と名付けられた新しい粒子は、崩壊に伴って生成する粒子の実験的検出が容易であることから…詳細を見る -
「構造色」を利用した高効率カラーディスプレイの研究
スウェーデンのリンショーピング大学の研究チームが、材料内部の微細構造からの反射光による干渉効果に基づく「構造色」を活用し、安価でエネルギー効率の高い高解像度反射型カラーディスプレイを実現する手法を開発した。気相重合により…詳細を見る -
殺虫剤不使用で、蚊に刺されない服の素材を計算モデルから開発
殺虫剤を使わずに蚊に刺されにくい服が開発された。この服に使われた繊維素材は、ネッタイシマカが刺す行動を記述した独自設計の計算モデルを用いて開発された。ネッタイシマカは、ジカ熱やデング熱、黄熱病などの原因となるウイルスを媒…詳細を見る -
ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功——普遍的レオロジー法則の構造起源を特定 東京大学ら
東京大学は2021年9月3日、日本学術振興会と共同で、ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功したと発表した。 セメントやマヨネーズ、歯磨き粉などは、静置状態では流動せずに固体的に振る舞うが、一定以上の力を…詳細を見る -
次世代型リチウムイオン電池とブロックチェーン技術による電池生涯寿命の管理[脱炭素社会の主役、リチウムイオン電池開発の最新事情]
脱炭素社会におけるエネルギー基盤を支える次世代型バッテリー 世界各国で「カーボンニュートラル」の実現に向けた動きが活発化し、自動車業界でも自動車の電動化=EVへのシフトが急加速すると見られています。 今回の連…詳細を見る