カテゴリー:化学・素材系
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安価で高性能、調製も簡単なコバルト系アンモニア合成触媒を開発 名古屋大学
名古屋大学は2021年10月14日、安価で高性能な新型のコバルト系アンモニア合成触媒(Co@BaO/MgO)を開発したと発表した。新型触媒は安価な元素を用いており、簡単に調製できて取り扱いも容易な酸化物をベースとしている…詳細を見る -
Nike、カーボンネガティブな材料「AirCarbon」を採用して気候変動対策を強化
バイオテクノロジー企業の米Newlight Technologiesは2021年8月25日、海洋微生物によって生産されるカーボンネガティブな生体材料「AirCarbon」の使用を探索する目的で、米Nikeとの提携を発表し…詳細を見る -
産業分野の排出CO2からメタンを作る――効率の高いCO2回収法を開発
アメリカのパシフィックノースウエスト国立研究所(PNNL)の研究チームが、産業分野で排出されるCO2を効率良く回収し、天然ガスの主成分で環境負荷の小さいエネルギー源となるメタンに、低コスト/高効率で変換する方法を開発した…詳細を見る -
スクリーン印刷向け低温焼成ナノ銀ペーストを開発――30µm以下の微細配線印刷を実現 田中貴金属工業
田中貴金属工業は2021年10月13日、スクリーン印刷用に最適化した「印刷配線用低温焼成ナノ銀ペースト」を開発し、サンプルの提供を開始したと発表した。30μm以下の微細配線で直接印刷ができるという。 印刷配線用低温…詳細を見る -
FacebookがRay-Banブランドのスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発売――写真や動画の撮影や共有が可能
米Facebookは2021年9月9日(現地時間)、Ray-Banブランドを擁する仏EssilorLuxotticaと共同開発したスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発売したと発表した。 Ray-Ba…詳細を見る -
微生物を使って、ケブラーより強い人工タンパク繊維を開発
セントルイス・ワシントン大学の研究チームは、微生物を利用して人工的にタンパク質を合成する手法を考案した。優れた機械的特性と持続可能性を備えた人工繊維として、丈夫な靴ひもやベルト、生体適合性の高い縫合糸など、さまざまな用途…詳細を見る -
自己密着性を持つ新素材「溶剤系 特殊ポリオレフィンコート剤」の市場開発を開始 三井化学
三井化学は2021年10月11日、自己密着性およびガス透過性を発現できる新素材コート剤「溶剤系 特殊ポリオレフィンコート剤」の市場開発を開始すると発表した。 同コート剤は、基材に塗布して乾燥成膜後にコート面を重ねて…詳細を見る -
化学反応をリアルタイムで観察――分子接着剤を使った「ナノカメラ」を開発
ケンブリッジ大学の研究チームは、2種類のナノ結晶を分子接着剤で組み合わせて、化学反応をリアルタイムで観察できる「ナノカメラ」を作製した。ナノカメラの材料は、混合すると数秒以内に自己組織化する。このプラットフォームは、再生…詳細を見る -
イオン伝導性と強誘電体を共存、新たな動作原理による有機メモリ素子の開発につながる分子集合体構造を開発 東北大学
東北大学は2021年10月7日、イオンチャネル構造を有する液晶性クラウンエーテル誘導体と液晶性強誘電体からなる混晶を作製し、イオン伝導性と強誘電性が共存した新規な分子集合体構造の開発に成功したと発表した。本来、伝導性と強…詳細を見る -
がんの超早期発見につながる検査で需要増、マイクロ流路チップの大量生産技術を開発 凸版印刷
凸版印刷は2021年10月7日、フォトリソグラフィ工法を用いたガラス製マイクロ流路チップの製造技術を開発したと発表した。がんの超早期発見を可能とするリキッドバイオプシー検査や体外診断薬の分野での使用を見込んでいる。 …詳細を見る