カテゴリー:化学・素材系
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立体的な曲面構造を持つグラフェンのデバイス作製と特性解明に成功 東北大学
東北大学は2020年11月5日、周期構造を備えた立体的な曲面構造を持つグラフェンのデバイス作製とその特性解明に成功したと発表した。立体グラフェンデバイスの開発が進むことが期待されるという。 高い電気伝導性/熱伝導性…詳細を見る -
溶液に交互に浸すだけでプラスチック表面に金属有機構造体(MOF)薄膜を作製する手法を開発――電子機能素子への応用に期待 東北大学ら
東北大学は2020年11月4日、岩手大学、高輝度光科学研究センターと共同で、金属有機構造体(MOF)の薄膜をアクリル樹脂などの高分子材料の表面に簡便に作製する手法を開発したと発表した。大がかりな製造装置なしで、2種類のM…詳細を見る -
バイオフィルムを除去して殺菌する、お茶の芽から作った生体適合性マイクロボット「T-Budbot」
インド工科大学の研究チームは、茶芽を使ってバイオフィルムを除去、断片化し内部の細菌を殺す「T-Budbot」と呼ばれる磁気駆動方式マイクロボットを作製した。研究成果は、『ACS Applied Materials & I…詳細を見る -
過去最高の熱電変換性能指数を示す層状コバルト酸化物を実現――安定で実用的な熱電変換材料として期待 北海道大学
北海道大学は2020年11月2日、室温における過去最高の熱電変換性能指数(ZT=0.11)を示す層状コバルト酸化物を実現したと発表した。 熱電変換は、工場や自動車から排出される排熱を再資源化する技術として注目されて…詳細を見る -
高い強度と成型性を持つ新しい生分解性ゲル材料を開発――凍らせて、混ぜて、溶かすだけ
日本原子力研究開発機構は2020年10月30日、東京都立産業技術研究センターや東京大学と共同で、中性子線を利用して明らかにした高分子-水の構造研究に関する知見を活かして、セルロースナノファイバーとクエン酸、そして水から構…詳細を見る -
ナノ多結晶ダイヤモンドが全物質の中で最高の強度を持つことを実証 大阪大学
大阪大学は2020年10月28日、高強度パルスレーザーを用いた動的超高圧実験により、ナノ多結晶状態のダイヤモンドが高速変形する際の強度を明らかにしたと発表した。「これまでに公表されているあらゆる物質の中で最高の強度となる…詳細を見る -
早大、金属とプラスチックのハイブリッド3Dプリンティング手法を開発
早稲田大学は、2020年9月24日、めっき技術と3Dプリンティング技術を組み合わせた新たな立体造形技術を開発したと発表した。金属とプラスチックの融点が異なるという問題を解決し、金属とプラスチック両方で構成される任意の形状…詳細を見る -
次世代半導体にむけて超低比誘電率「アモルファス窒化ホウ素」を開発――電子デバイスの小型化を加速
韓国の蔚山科学技術大学校(UNIST)をはじめとする国際研究チームは、メモリやロジックLSIの小型化を促進する新しい材料「アモルファス窒化ホウ素(a-BN)」を開発した。極めて低い誘電率を持ち、高耐圧で拡散バリア特性にも…詳細を見る -
MIT、開発中の新型コロナウイルス検査法を改良――ウイルス濃縮過程を組み込み感度も向上
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年9月17日、新型コロナウイルス検査法「STOPCovid」の改良バージョンについて公表した。研究成果は『The New England Journal of Medici…詳細を見る -
コロイドダイヤモンドを製造する手法を発見
米ニューヨーク大学(NYU)タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングは、2020年9月23日、商業規模でも利用できる可能性を持つコロイドダイヤモンドを安価に製造する新しい手法を考案したと発表した。研究成果は、『Natu…詳細を見る