カテゴリー:化学・素材系
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世界初、接着剤の剥離過程を電子顕微鏡によるリアルタイム観察に成功 産総研、JST
産業技術総合研究所(産総研)ナノ材料研究部門 接着界面研究グループは2021年11月4日、科学技術振興機構(JST)と、電子顕微鏡下で接着剤の剥離過程をリアルタイムで直接観察することに成功したと発表した。接着接合部の耐久…詳細を見る -
光渦を照射し構造色を示すフォトニックリングを直接印刷する技術を開発 千葉大
千葉大学は2021年10月29日、光渦と呼ばれる特殊なレーザー光を誘電体(絶縁体)のナノ微粒子が分散して存在する液膜に照射することで、青から青緑の構造色を示すフォトニック構造のマイクロリングを印刷することに成功したと発表…詳細を見る -
ひび割れが自然に直る――自己修復性を備えた新種のコンクリートを開発
バレンシア工科大学(UPV)およびミラノ工科大学の共同研究チームが、耐久性に極めて優れ自己修復性を有する新しいコンクリート材料を考案した。結晶性添加剤、アルミナのナノ繊維、セルロースのナノ結晶などの混和材を用いた超高性能…詳細を見る -
ハロゲンフリーで難燃性を備えたポリアミド66コンパウンド代替品を開発――コスト効率が高く、薄肉部品の製造に最適 独ランクセス
独ランクセスは、「デュレタン(Durethan)B30SFN31」を用いて、ガラス繊維非強化の難燃性ポリアミド66コンパウンドと同様に短いサイクルタイムで射出成形できるコスト効率の高い代替素材「ポリアミド6コンパウンド」…詳細を見る -
ニッケル/モリブデンフリー高強度肌焼鋼の新製品を開発――部品製造工程の省略や簡略化が可能 山陽特殊製鋼
山陽特殊製鋼は2021年10月25日、ニッケル/モリブデンフリー高強度肌焼鋼の新製品「ECOMAX5」を開発した。部品製造工程の省略や簡略化が可能となっており、ギヤやシャフトなどの高強度部品製造時のコスト低減、CO2排出…詳細を見る -
ミノムシの糸と導電性高分子を組み合わせた新複合繊維材料を開発 筑波大学
筑波大学は2021年10月22日、ミノムシが産出する高強度の繊維と導電性高分子ポリアニリンを組み合わせることで、両素材の特徴を併せ持つ新しい複合繊維材料を開発したと発表した。 ミノムシが産出するのはタンパク質を成分…詳細を見る -
室温成形性と強度に優れ、熱伝導率が高いZA系新マグネシウム合金圧延材を開発 日本金属ら
日本金属は2021年10月20日、産業技術総合研究所、不二ライトメタルとの共同研究により、優れた室温成形性と強度、高い熱伝導率を有する「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を新たに開発したと発表した。これまで両立が困難だった…詳細を見る -
物理の視点を武器に、顧客のニーズに沿った高性能な反射防止フィルムを世界の自動車に届ける——デクセリアルズ 加藤裕司氏
PCやスマートフォン、タブレットを始め、多くの製品に使用されているディスプレイやタッチパネル。それらの機能、性能を高めるフィルムや樹脂などの機能性材料で、世界的に高いシェアを持つのがデクセリアルズだ。オートモーティブソリ…詳細を見る -
サステナブルに海水の脱塩処理が可能なソーラードーム――サウジの未来都市建設プロジェクト
サウジアラビアは、北西部の紅海、アカバ湾沿岸で未来都市建設プロジェクト「NEOM」を行っている。NEOMは敷地面積2万6500平方キロメートルの巨大プロジェクトで、世界経済の中心として貿易やイノベーションのハブとなること…詳細を見る -
カーボンナノチューブ繊維を縫い込み、心電図や心拍数を正確に測定できるスマートウェアを開発
導電性のナノチューブ繊維をアスレチックウェアに縫い付けて、心拍数をモニターしたり心電図を継続的に記録したりできるスマートウェアが開発された。この研究は米ライス大学によるもので、2021年8月30日付で『Nano Lett…詳細を見る