カテゴリー:化学・素材系
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ロールスロイス、100%サステナブルな航空燃料を初テスト
2050年までの二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)が叫ばれる中、航空業界においても、実現に向けた取り組みが進められている。 こうした動きを主導すべく英Rolls-Royceは2021年2月1日、ビジ…詳細を見る -
自宅で作れる「生体材料」を開発――「紅茶キノコ」がヒント
マサチューセッツ工科大学(MIT)とインペリアル・カレッジ・ロンドンの共同研究チームは、酵母とバクテリアの共生培養により、環境物質の感知などさまざまな機能を持つセルロースベースの機能性生体材料を作り出す新しい方法を開発し…詳細を見る -
曲げた機能性フィルムの表面ひずみを簡便に定量計測する手法「表面ラベルグレーティング法」を開発 東工大と東大
東京工業大学は2021年3月3日、同大学科学技術創成研究院と東京大学の研究グループが、機能性フィルムの簡便な表面ひずみ計測法「表面ラベルグレーティング法」を開発したと発表した。フィルム表面に光を回折するグレーティングを貼…詳細を見る -
通常より4倍も硬いナノ結晶金属を創成することに成功
米国ブラウン大学の研究チームが、金属ナノ粒子が分散したコロイド溶液から、化学処理によって金属ナノ粒子クラスターを分離し、これを加圧焼結することによって極めて微細な粒径組織を持ったバルク状金属を創成する手法を考案した。通常…詳細を見る -
超高強度鋼板を自動車のエネルギー吸収部品に適用できる構造を開発――樹脂を活用したマルチマテリアル構造 JFEスチールとイイダ産業
JFEスチールとイイダ産業は2021年3月2日、樹脂を活用して自動車のエネルギー吸収部品に超高強度鋼板を適用できる構造を開発したと発表した。 近年、衝突安全性能と軽量化を両立できる超高強度鋼板を、センターピラーやル…詳細を見る -
二次実装補強サイドフィル材料の量産を開始――はんだ接続部のクラックを防止し大型BGAにも対応 パナソニック
パナソニックは2021年3月2日、「高耐熱性二次実装補強 サイドフィル材料 CV5797U」を製品化し、同月より量産を開始すると発表した。 車載用デバイスの高機能化に伴い、半導体パッケージの大型化や搭載する実装部品…詳細を見る -
パナソニック、ミリ波帯アンテナ向けハロゲンフリー超低伝送損失多層基板材料を製品化
パナソニック インダストリアルソリューションズは2021年2月25日、ミリ波帯アンテナに適した「ハロゲンフリー超低伝送損失多層基板材料」を製品化し、量産を2021年3月より開始すると発表した。同製品を活用すれば、アンテナ…詳細を見る -
鉄と同じ硬さでアルミ並みに軽い複合素材「AC-Albolon」、溶湯鍛造法の応用可能性の拡大へ
アドバンスコンポジットは2021年2月25日、複合素材「AC-Albolon」を成型する技術のうち、「沈降法」と「プレス法」と呼んでいる2種類の技術で新たに国内特許を取得したと発表した。既に国内特許を取得している「粒子充…詳細を見る -
近未来風の外観、3Dプリント部品15点で構成された電動バイク「Nera」――わずか12週でプロトタイプに
3Dプリンティングによって製造した部品15点で構成された電動バイク「Nera」が、いくつかの海外メディアで取り上げられている。Neraを開発したのは、3Dプリンターや関連製品を手掛ける独BigRep。着想を得てからわずか…詳細を見る -
合金表面が酸化する過程の解明と酸化抑制に成功――酸化に強い材料や安価な触媒の開発に期待 日本原子力研究開発機構と大阪大学
日本原子力研究開発機構は2021年2月19日、大阪大学と共同で、合金表面が酸化してさびる過程の解明と酸化抑制に成功したと発表した。 同機構によると、腐食に強い材料の開発は材料科学分野において重要な目標の1つだ。今回…詳細を見る