カテゴリー:化学・素材系
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バイオプラスチックの世界市場、2023年に2019年比117.2%の310.7万トンへ 富士キメラ総研調査
富士キメラ総研は2020年9月17日、バイオプラスチック(植物由来の原料を用いたプラスチック)の世界市場を調査し、その結果を「2020年 バイオケミカル・脱石油化学市場の現状と将来展望」として発表した。同社の予測によると…詳細を見る -
極低温を計測できる量子温度計を開発――高感度で冷却原子ガスの温度を測定する量子プロセスを記述 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2020年9月9日、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン、トリニティ・カレッジ・ダブリンとの共同研究により、極低温を計測できる量子温度計を開発したと発表した。単一の原子を温度計に見立て、…詳細を見る -
3Dプリント可能で自己修復するポリマーを開発――硬さの調節も自由自在
テキサスA&M大学と米陸軍戦闘能力開発コマンド(CCDC)陸軍研究所の研究チームは、自己修復や形状記憶といった特性を持ち、再生可能な新しいポリマー材料を開発した。硬さも調整可能で、3Dプリンターを使って義肢やソフトロボッ…詳細を見る -
自動車の通信機器やセンサー部品用のPBT樹脂長期特性改善材料を開発――耐加水分解性や耐ヒートショック性が向上 ポリプラスチックス
ポリプラスチックスは2020年9月15日、自動車の通信機器やセンサー部品用のPBT(ポリブチレンテレフタレート)長期特性改善材料の紹介を同社のウェブサイトに公開した。 近年、自動車の高性能化に伴って通信機器やセンサ…詳細を見る -
リチウム電池を超える次世代高容量リチウム電池の充電過程を原子レベルで解明 東大
東京大学は2020年9月9日、高容量リチウムイオン電池の正極材料として注目されるLi2MnO3における充電過程を原子レベルで明らかにしたと発表した。 リチウムイオン電池の正極材料の中でも特にLi2MnO3に代表され…詳細を見る -
新型コロナウイルス抗体の検出、定量が可能なチップを開発――高感度と低価格を両立 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学は2020年9月11日、人工ヒト血漿サンプル中で異なる濃度のスパイクタンパク質抗体を検出できる新型コロナウイルス抗体検査法を開発したと発表した。迅速で信頼性が高く、しかも低価格だという。 現在…詳細を見る -
電子デバイスの大規模印刷を可能にするインク配合手法を開発――コーヒーのしみがヒント
英ケンブリッジ大学は、2020年8月12日、アルコール混合物を用いたインク製法を開発したと発表した。インク液滴の乾燥時に起きていた現象を防ぎ、これまでにない規模での安価な電子デバイス印刷を可能にするとしている。研究成果は…詳細を見る -
自己修復するバイオミメティックなポリマーを開発――イカを模倣しイカを超える
イカの環歯を模倣した生合成ポリマーが開発された。約1秒で自己修復し、自己修復後も元のポリマーと同等の強度を持つ。また、生きた動物を基礎としているため、生分解性があり、100%リサイクルが可能だ。この研究は、ペンシルベニア…詳細を見る -
次世代鉛フリー快削黄銅「グローブラス」を開発――低コストで導電性や熱間加工性が向上 三菱マテリアル
三菱マテリアルは2020年9月7日、次世代鉛フリー快削黄銅「グローブラス(GloBrass)」を開発したと発表した。同製品はRoHS指令などの鉛に関する各種規制に準拠しており、従来品となる鉛フリー快削黄銅「エコブラス(E…詳細を見る -
光波制御デバイスの新材料となる優れた光変調性能を持つ「完全表面結晶化ガラス」を開発 東北大学
東北大学は2020年9月7日、今までにない高い光変調性能を有する多結晶性セラミックス「完全表面結晶化ガラス」を開発したと発表した。 現代社会に必要不可欠なガラスの光ファイバーを伝送媒体とする光通信では、レーザー光の…詳細を見る