カテゴリー:化学・素材系
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三体問題への新しいアプローチ――数世紀にわたる未解決問題に対する統計論的解法
「三体問題」は、空間において重力相互作用する3個の物体の動きを予測する問題。物理学や天文学の問題を理解するための本質的な課題として、ニュートン以来3世紀以上にわたり、世界的な物理学者、天文学者、数学者などの心を捉えてきた…詳細を見る -
プラスチックを一切使用していない環境に配慮したサステナブルな紙素材を開発――竹/さとうきび/市場回収したリサイクルペーパーが原料 ソニー
ソニーは2021年6月9日、環境に配慮したサステナブルな紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を開発した。産地を特定した竹/さとうきび/市場回収したリサイクルペーパーを原料にしている。 オリジナルブレンドマテリアル…詳細を見る -
反射率98.1%の「最も白い」塗料を開発――塗るだけで冷却効果を発揮
米パデュー大学の研究チームは、太陽光の98.1%を反射し、かつてないほど白いペンキを開発した。見た目が白いだけでなく、放射冷却効果もあるため、建物の壁に塗って表面温度を下げることができる。ヒートアイランド現象や地球温暖化…詳細を見る -
現像型高反射白色ドライフィルムの販売を開始――DI露光機対応によりLEDの狭ピッチ化や小開口径化に寄与 韓国タイヨウインキ
太陽ホールディングスは2021年6月8日、子会社の韓国タイヨウインキが、ドライフィルムタイプの絶縁材料「現像型高反射白色ドライフィルム PSR-400 WD17NB」の販売を開始したと発表した。既にタブレットPCのミニL…詳細を見る -
電圧を制御して液体金属を変形させる手法を開発――アルファベットや記号も表現できる
映画『ターミネーター2』に登場する液体金属ロボットのように、自在に変形できる液体金属の開発と用途の探求は、さまざまな研究機関で進められている。特に導電性の液体金属であるガリウム-インジウム共晶(EGAIn)は高い導電性を…詳細を見る -
ガラス上でテントウムシが滑らないのはなぜか、40年議論された脚裏の接着原理を解明 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年6月3日、東京大学、キール大学と共同で、長年議論が続いていたテントウムシの脚裏の接着原理を解明したと発表した。分子間力(ファンデルワールス力)が主な接着の原因であることを証明した…詳細を見る -
萎縮型加齢黄斑変性で視力を失った人向けのバイオニックビジョンシステム
仏Pixium Visionが開発したバイオニックビジョンシステム「Prima System」が、「HealthTech Award 2020」のBest Product/Deal部門を受賞した。HealthTech A…詳細を見る -
カーボン新素材「グラフェンメソスポンジ」の安価な製造法を開発――多孔性と耐久性を両立 東北大学ら
東北大学は2021年6月1日、東海カーボン、東京工業大学、ロンドン大学クイーンメアリー校との連携により、多孔性と耐久性を両立したカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ(GMS)」の安価な製造法を開発したと発表した。 …詳細を見る -
目が見えない人に人工視覚をもたらす網膜インプラントを開発
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は、目が見えない人たちの視覚を部分的に回復させる技術を開発してきた。最新の成果は、2021年3月5日付で『Communications Materials』に掲載されている。 …詳細を見る -
次世代型プリンテッドエレクトロニクスを可能にする導電性ポリマーインクを開発
スウェーデンのリンショーピング大学の研究チームが、高い安定性と高い導電性を有するn型導電性ポリマーインクを開発した。空気中および高温における安定性が高く、表面にスプレーするだけで蒸着でき、フレキシブルで軽量な有機エレクト…詳細を見る