カテゴリー:化学・素材系
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極小マイクロチップを創成する結晶制御技術を開発――グラフェンの「ナノ折り紙」
英サセックス大学の研究チームが、グラフェンや他の2D材料に、ナノスケールの線状欠陥を導入することで電荷キャリア密度や電子バンド構造を変化させ、電子特性を制御できる可能性を発見した。2D材料における「ナノ折り紙」とも言える…詳細を見る -
大型海藻を「エレベーター」に載せて栽培する手法を開発――4倍以上のバイオマスを産出
南カリフォルニア大学リグレー環境研究所の研究チームは、大型海藻類の新しい養殖技術を開発、従来の約4倍のバイオマスを産出したと発表した。トウモロコシや大豆など、畑で栽培する原料を使用するよりも環境への影響が少ないバイオ燃料…詳細を見る -
原子炉や核融合炉に向けて、耐放射線性に優れた酸化物分散強化合金を開発
テキサスA&M大学の研究チームが、ロスアラモス国立研究所および北海道大学と共同で、原子炉や核融合炉の中核部材として信頼性が高く耐久性のある材料の研究開発を推進し、中性子照射による主要な材料損傷であるスエリング(swell…詳細を見る -
実用サイズのセルを使った人工光合成、世界最高の変換効率を達成 豊田中央研究所
豊田中央研究所は2021年4月21日、36cm角の実用サイズの太陽電池セルを使った人工光合成によって、太陽光変換効率7.2%を達成したと発表した。同クラスでは世界最高の変換効率となる。 同研究所の人工光合成は、半導…詳細を見る -
優れた低反射率と耐久性を持つメタルメッシュ黒化膜用ターゲット材を開発――大型タッチパネルの分野で拡大を目指す 大同特殊鋼
大同特殊鋼は2021年4月21日、優れた低反射率と耐久性を併せ持つメタルメッシュ黒化膜用ターゲット材を開発し、「STARMESH-β1」として発売を開始したと発表した。「STARMESHR(スターメッシュ)」シリーズの高…詳細を見る -
放射冷却と太陽熱暖房を組み合わせたハイブリッドシステムを開発――無電源で室内を冷却し、太陽エネルギーで水を加熱
米ニューヨーク州立大学バッファロー校は、ウィスコンシン大学とサウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学と共同で、放射冷却と太陽熱暖房を組み合わせたハイブリッドデザインのシステムを開発した。電気を使わずに室内を冷却し、太陽エ…詳細を見る -
希少元素を使わない高効率熱電変換材料を開発――熱伝導率低減と電荷移動度向上を両立 NIMSら
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年4月17日、産業技術総合研究所と共同で、希少元素を使わずに高い熱電変換効率を実現する材料を開発したと発表した。 一次エネルギーの多くは熱として排出されており、その内320℃…詳細を見る -
ITOフリーの有機ECデバイスを開発――Ag–Auコアシェルナノワイヤを用いたアプローチで実現
ITO(酸化インジウムスズ)を全く含まないフレキシブル有機エレクトロクロミック(EC)デバイスが開発された。Ag–Auナノワイヤベースの透明導電性電極を用いた新しいアプローチによる成果だという。研究成果は、カナダのケベッ…詳細を見る -
CO2透過量が最大5倍、多孔質炭素繊維を支持体としたCO2分離膜を創出 東レ
東レは2021年4月15日、中空糸状の多孔質炭素繊維を支持体とした二酸化炭素(CO2)分離膜を創出したと発表した。表面に薄い炭素膜の分離機能層を有するオールカーボンの2層構造だ。CO2透過量は、これまでの無機系CO2分離…詳細を見る -
MIT、ポリマーベースの細長ケーブルで105Gbpsの伝送速度を達成――低コスト高効率のソリューション
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、USBよりも10倍速いデータ転送システムを開発した。高周波シリコンチップの間を細いポリマーベースのケーブルでつなぎ、伝送速度105Gbpsを達成した。従来の銅線や光ファ…詳細を見る