カテゴリー:化学・素材系
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地球温暖化を防止する手法を考案――エアロゾル粒子で太陽熱を遮断
米国海洋大気庁NOAAの化学研究所を中心とする国際研究チームが、エアロゾル粒子を成層圏に効率的かつ経済的に散布させる手法を考案した。成層圏で太陽光を反射して地表に降り注ぐ日射を削減することを狙う。近年、地球温暖化を抑制す…詳細を見る -
5G通信や自動運転、ITS向けの低誘電損失PBT樹脂を開発――高周波ミリ波帯での誘電損失が従来比で約40%減少 東レ
東レは2021年7月13日、5G通信や自動運転、ITS(高度道路交通システム)向けの低誘電損失PBT樹脂を開発したと発表した(冒頭の画像は活用例)。 自動運転向けの高周波部品などにPBT樹脂を用いる際、伝送ロスを抑…詳細を見る -
低熱膨張の鋳鉄材料「ヒノGDインバー」シリーズを開発――微量元素の添加量制御により鋳造性/被削性を向上 ヒノデホールディングス
ヒノデホールディングスは2021年7月6日、温度変化による寸法変化を抑えた低熱膨張の鋳鉄材料「ヒノGDインバー」シリーズを開発したと発表した。 同社によると、現在産業分野で多く使われている鉄の線膨張係数(α)は12…詳細を見る -
都市ガス利用時のCO2を利用して硬化する世界初のコンクリートを製造 東京ガスと鹿島
東京ガスと鹿島建設は2021年7月7日、都市ガス機器の利用時に排出される二酸化炭素(CO2)を吸収しながら硬化するコンクリートの製造を、世界で初めて開始したと発表した。 鹿島建設は硬化する際にCO2を吸収して固定化…詳細を見る -
窒素固定プロセスにおける金属触媒作用を解明 MIT
MITの研究チームが、自然界の微生物による大気中窒素固定プロセスにおいて、窒素分子(N2)をアンモニアに変換するニトロゲナーゼ酵素の触媒作用メカニズムを解明することに成功した。N2分子がニトロゲナーゼ中に存在する鉄-硫黄…詳細を見る -
リサイクル困難なプラスチックごみを分解し、ジェット燃料などに使用できる分子に変換する新手法
ビニール袋、ペットボトルやボトルのキャップ、商品パッケージなどの使い捨てプラスチックごみを、ジェット燃料、ディーゼル燃料、潤滑油用にすぐに使用できる分子に直接変換する方法が開発された。この研究は米デラウェア大学によるもの…詳細を見る -
海水から微量リチウムを抽出、濃縮できる電気化学セルを開発
サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学院大学(KAUST)の研究チームが、リチウム・ランタン・チタン酸化物(LLTO)から構成されるセラミックメンブレンを利用して、海水から微量リチウムイオンを分離する電気化学セルを開発…詳細を見る -
高いキャリア移動度を有し、低電圧で駆動可能な有機半導体材料を発見――フレキシブルディスプレイなどでの応用に期待 理化学研究所
理化学研究所は2021年7月5日、高いキャリア移動度を有しながら、低電圧で駆動可能な有機半導体材料を発見したと発表した。 有機半導体材料は、軽量でフレキシブルという特性を有する一方で、無機半導体材料と比べてキャリア…詳細を見る -
バイオエタノールを燃料とした固体酸化物型燃料電池を開発――水素以外の燃料による燃料電池の開発促進に期待 GSアライアンス
GSアライアンスは2021年7月6日、同社が開発している固体酸化物型燃料電池用の電極や固体電解質などを応用し、バイオエタノールを燃料とした固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)を開発…詳細を見る -
重要な情報を選択的に記憶するグラフェン/ダイヤモンド光記憶素子を発見――脳型イメージセンサーや記憶するカメラの開発に期待 名古屋大学
名古屋大学は2021年7月2日、光刺激の頻度が多いほど長時間その光情報を記憶する、グラフェン/ダイヤモンド光記憶素子を発見したと発表した。 本研究では、グラフェンとダイヤモンドを積層複合化し、その積層界面に記憶され…詳細を見る