カテゴリー:化学・素材系
-
大気から150人分の水を生み出す持ち運び可能な機器、GE Researchなどが開発へ
米General Electric(GE)の技術開発部門、GE Researchの研究チームは2021年2月4日、米国防高等研究計画局(DARPA)による「AWE」(大気水抽出:Atmospheric Water Ext…詳細を見る -
アセチレンと二酸化炭素の混合物から、二酸化炭素を選択的に吸着する多孔性材料を開発 京都大学
京都大学アイセムス(物質-細胞統合システム拠点)が2021年3月18日、中国同済大学と共同で、アセチレンと二酸化炭素の混合ガスから選択的に二酸化炭素を捕捉する材料の開発に成功したと発表した。 アセチレンガスは、合成…詳細を見る -
MIT、スチールよりも強力で安定な分子ナノファイバーを開発
MITの研究チームが、水溶液中で自己組織化し、空気中でも構造を維持したまま、スチールよりも強いナノファイバーを形成できる分子系を考案した。親水性要素と疎水性要素の相互作用を利用して自発的にナノリボン状に整列させるとともに…詳細を見る -
ガルバニック腐食レスで190℃までの環境に対応する高温用ポリアミドを自動車用途で上市 BASF
BASFは2021年3月18日、高温用ポリアミドのポートフォリオを拡充する製品として、過酷な環境下に対応し、ガルバニック腐食レスでハイブリッドや電動パワートレインの使用要件に適合する「Ultramid B3PG6 BK2…詳細を見る -
高耐熱性と高強度を両立した炭素繊維プリプレグを開発――シアネートエステル系樹脂をベースレジンに使用 三菱ケミカル
三菱ケミカルは2021年3月17日、高耐熱性と高強度を両立したシアネートエステル系の炭素繊維プリプレグを開発したと発表した。250℃以上の耐熱性と、しなやかさや高い靭性を両立している。 航空機や自動車などのモビリテ…詳細を見る -
世界最高レベルの高耐熱/高品位のOPPフィルムを創出――光学材料、電子部品など適用用途を大幅拡大 東レ
東レは2021年3月17日、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムとしては世界最高レベルの耐熱性と品位を有する新タイプ「トレファン」を創出したと発表した。打痕、汚染リスクを極小化し、120℃の高温環境でも使用できる。 …詳細を見る -
白色LED用のグラフェン量子ドット複合体材料を開発――炭素系やグラフェン系量子ドットを用いてシリカ複合材料を担持 GSアライアンス
GSアライアンスは2021年3月16日、白色LED用のグラフェン量子ドット複合体材料を開発したと発表した。 同社は、440〜470nmの青色を発光するLED(冒頭の画像左)の上に、同社で合成している炭素系量子ドット…詳細を見る -
汎用エンプラやスーパーエンプラ、機能性樹脂の世界市場の調査結果を発表――2025年は1478万5430トンと予測 富士経済
富士経済は2021年3月16日、汎用エンプラやスーパーエンプラ、機能性樹脂の世界市場の調査結果を発表した。 同調査は2020年9月から12月にかけて行ったもので、汎用エンプラ8品目、スーパーエンプラ21品目、機能性…詳細を見る -
軸性近視を治療するスマートメガネ「クボタメガネ」
近視を治療するメガネの開発が進んでいる。窪田製薬の米国子会社「クボタビジョン」は、アクティブスティミュレーション技術で近視の治療と抑制を行う「クボタメガネ」のプロトタイプを発表した。 近視の主な原因には、角膜から網…詳細を見る -
京都大学、ロジウムを凌駕する排ガス浄化作用を持つ高耐久な多元素ナノ合金を開発
京都大学は2021年3月10日、信州大学、名古屋大学、九州大学と共同で、自動車排ガス浄化に対して最も高い性能を持つとされるロジウム(Rh)を凌駕する高耐久な多元素ナノ合金触媒の開発に成功したと発表した。 研究グルー…詳細を見る