カテゴリー:化学・素材系
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超高強度鋼板を自動車のエネルギー吸収部品に適用できる構造を開発――樹脂を活用したマルチマテリアル構造 JFEスチールとイイダ産業
JFEスチールとイイダ産業は2021年3月2日、樹脂を活用して自動車のエネルギー吸収部品に超高強度鋼板を適用できる構造を開発したと発表した。 近年、衝突安全性能と軽量化を両立できる超高強度鋼板を、センターピラーやル…詳細を見る -
二次実装補強サイドフィル材料の量産を開始――はんだ接続部のクラックを防止し大型BGAにも対応 パナソニック
パナソニックは2021年3月2日、「高耐熱性二次実装補強 サイドフィル材料 CV5797U」を製品化し、同月より量産を開始すると発表した。 車載用デバイスの高機能化に伴い、半導体パッケージの大型化や搭載する実装部品…詳細を見る -
パナソニック、ミリ波帯アンテナ向けハロゲンフリー超低伝送損失多層基板材料を製品化
パナソニック インダストリアルソリューションズは2021年2月25日、ミリ波帯アンテナに適した「ハロゲンフリー超低伝送損失多層基板材料」を製品化し、量産を2021年3月より開始すると発表した。同製品を活用すれば、アンテナ…詳細を見る -
鉄と同じ硬さでアルミ並みに軽い複合素材「AC-Albolon」、溶湯鍛造法の応用可能性の拡大へ
アドバンスコンポジットは2021年2月25日、複合素材「AC-Albolon」を成型する技術のうち、「沈降法」と「プレス法」と呼んでいる2種類の技術で新たに国内特許を取得したと発表した。既に国内特許を取得している「粒子充…詳細を見る -
近未来風の外観、3Dプリント部品15点で構成された電動バイク「Nera」――わずか12週でプロトタイプに
3Dプリンティングによって製造した部品15点で構成された電動バイク「Nera」が、いくつかの海外メディアで取り上げられている。Neraを開発したのは、3Dプリンターや関連製品を手掛ける独BigRep。着想を得てからわずか…詳細を見る -
合金表面が酸化する過程の解明と酸化抑制に成功――酸化に強い材料や安価な触媒の開発に期待 日本原子力研究開発機構と大阪大学
日本原子力研究開発機構は2021年2月19日、大阪大学と共同で、合金表面が酸化してさびる過程の解明と酸化抑制に成功したと発表した。 同機構によると、腐食に強い材料の開発は材料科学分野において重要な目標の1つだ。今回…詳細を見る -
大面積酸化物ナノシートの簡便な成膜方法を開発 名古屋大とNIMS
名古屋大学と物質・材料研究機構の共同研究チームが、酸化チタンや酸化グラフェンなどの酸化物ナノシートを基板上に隙間なく単層に稠密配列する、安価で迅速かつ簡便な成膜法を考案した。ホットプレート上の基板表面に、ピペットを用いて…詳細を見る -
昼も夜もカメラを欺く光学迷彩を生む「人工皮膚」を開発――タコの体色がヒント
ソウル大学校の研究チームは、昼夜問わず監視カメラから身を隠せるカモフラージュ機能を有する「人工皮膚」を開発した。肌に貼り付ければ、昼間は周りの茂みの色に同化し、夜間は赤外線カメラを欺くことが可能で、将来の軍事作戦に影響を…詳細を見る -
ミリング加工用の新たなコーティング材種を販売開始へ――耐摩耗性や耐欠損性が向上 住友電気工業
住友電気工業は2021年2月16日、ミリング加工用の新たなコーティング材種「XCU2500/XCK2000」を開発し、同月より販売開始すると発表した。価格は標準品の「SEMT13T3AGSR-G」で1290円(税別)とな…詳細を見る -
有機発光材料の励起一重項と励起三重項状態間の熱平衡を実現――有機ELデバイスの高輝度/高効率化を達成 九州大学
九州大学は2021年2月15日、同大学が開発した有機発光材料において、スピン反転を伴う励起一重項状態と励起三重項状態間の可逆的かつ高速な項間交差によって、両励起状態間の熱平衡が近似的に成立することを見出したと発表した。 …詳細を見る