カテゴリー:化学・素材系
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光を閉じ込めて色を変換するフォトニック結晶の設計手法を考案 スタンフォード大
スタンフォード大学の研究チームが、入射するレーザー光に対して、波長が半分の第二高調波を高効率で生成し、両方の波長の光を閉じ込めて増強する、ナノサイズのフォトニック結晶共振器を設計する手法を提案した。波長を高効率で変換し、…詳細を見る -
厚さわずか2原子の金ナノシートの製造に成功
英国リーズ大学の研究チームが、わずか2原子分相当の厚さの金ナノシートを作成する手法を開発した。常温におけるシンプルな水溶液合成によって作成するもので、得られる金ナノシートは、極めて高い触媒効率が得られることが示された。化…詳細を見る -
折り紙のように折りたためるFRP製の構造体「ORIBAKO」――容易に運搬、設置可能で繰り返し使用可能 帝人グループ
帝人とグループ会社のジーエイチクラフトは2019年9月4日、FRP(繊維複合材料)を用いて、折り紙のように折りたためる構造体「ORIBAKO」(折箱)を開発したと発表した。 ORIBAKOは、FRP製のパネルとヒン…詳細を見る -
安価かつ簡便な液相法を用いてマルチフェロイック材料の作製に成功――次世代電気/磁気デバイスの開発に期待 豊橋技術科学大など
豊橋技術科学大学は2019年9月4日、高度なマルチフェロイック特性を示すナノ複合膜を、安価で簡便に作製できる液相プロセスを開発したと発表した。この成果により、低消費電力/大容量のメモリデバイスや空間光変調器、様々なセンサ…詳細を見る -
ブラックホールによる重力赤方偏移を確認――20年以上にわたる観測でアインシュタインの相対性理論を検証
UCLAを中心とする国際研究チームが、超巨大ブラックホールに最接近した星から出る光を分析することにより、アインシュタインの一般相対性理論から帰結される現象を確認した。ブラックホールの持つ強大な重力場により、光の波長が変化…詳細を見る -
ほとんど水、カロリー4分の1の「バター」を開発――人工安定剤不要、タンパク質やビタミンの追加も可能
ほとんどが水で構成される低カロリーの“バター”が開発された。この研究は、コーネル大学の食品科学の教授のAlireza Abbaspourrad氏らによるもので、2019年6月27日に『ACS Applied Materi…詳細を見る -
単一NVダイヤモンド量子センサーで世界最高感度を実現――合成n型ダイヤモンドで室温での世界最長電子スピンコヒーレンス時間を記録 京都大学
京都大学は2019年9月2日、同大学の研究グループが、人工的に合成したリンドープn型ダイヤモンドを用いて、NV中心(窒素-空孔中心)の室温での世界最長スピンコヒーレンス時間(T2)と、単一NV中心を用いた量子センサーとし…詳細を見る -
99.7%超の精度でウイスキーを識別する人工舌――偽造アルコールの識別にも活用可能か
スコットランドのグラスゴー大学とストラスクライド大学は、金とアルミニウムの光学的特性を利用して、ウイスキーのわずかな味の違いがわかる人工の「舌」を開発した。この成果は、2019年7月3日に『Nanoscale』に掲載され…詳細を見る -
幅広い温度分布を高精細に計測できるフレキシブルセンサーシートを開発――密閉空間や狭所など隠れた場所の温度分布を可視化 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2019年8月29日、薄い樹脂フィルムの表面に感度の高い温度検出部を多数配列した温度分布センサーシートを開発したと発表した。 一般的な温度計測では、体温測定時のように計測器を固定したあ…詳細を見る -
結晶の構造欠陥の新しい除去法を発見――規則的配置を持ったホウ素結晶を世界で初めて実現 大阪大など
大阪大学は2019年8月27日、ロシア高圧研究所、ロシア原子核研究所、ドレスデン工科大学と共同で、結晶の構造欠陥に対する有効な除去方法を発見したと発表した。 半導体は、欠陥を制御することで正と負の両方の電子を持たせ…詳細を見る