カテゴリー:化学・素材系
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スマートインフラシステムに向けた、発電機能を持つメタマテリアルコンクリートの開発
米ピッツバーグ大学を中心とする共同研究チームが、スマートな公共インフラシステムに応用できる、コンクリートに発電可能なメタマテリアルを取り入れた複合材料を開発した。 同研究成果は2023年2月4日、「Advanced…詳細を見る -
フィラーとしてバイオマス原料を活用した、環境対応フェノール樹脂成形材料を開発 住友ベークライト
住友ベークライトは2023年4月19日、バイオマス原料を活用した「環境対応フェノール樹脂成形材料」を発表した。フィラーとして、植物の主要成分の一つであるリグニンを活用した「リグニン変性ノボラック型フェノール樹脂」や、バイ…詳細を見る -
軽元素の水素を添加する方法で、酸化物の熱電変換効率を向上させることに成功 東工大
東京工業大学は2023年4月19日、同大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所と元素戦略MDX研究センターの研究グループが、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)の多結晶体に水素を添加し、高性能熱電材料に必要な「低い…詳細を見る -
アミノ酸などの生体分子から作られた、生分解可能な環境に優しいガラスを開発
中国科学院の研究チームが、アミノ酸やペプチドから作られた、生分解可能な環境に優しい生体分子ガラスを開発した。 同研究成果は2023年3月17日、「Science Advances」誌に掲載された。 ガラスは現…詳細を見る -
金属3Dプリンタで、高温強度に優れたアルミニウム合金を作製 名古屋大学とあいち産業科学技術総合センター
名古屋大学は2023年4月18日、同大学大学院工学研究科の研究チームとあいち産業科学技術総合センターが共同で、高温強度に優れたアルミニウム合金を金属3Dプリンタで作製したと発表した。 金属3Dプリンタ技術の一種であ…詳細を見る -
セメントを用いずに、セメントコンクリートと同レベルの強度特性を持つコンクリートを開発 IHIら
IHIは2023年4月17日、IHI建材工業、横浜国立大学およびアドバンエンジと共同で、セメントを用いずにセメントコンクリートと同レベルの強度特性を有するジオポリマーコンクリート「セメノン」を開発したと発表した。 …詳細を見る -
安全な飲料水を作る――フォーエバー・ケミカルを99%除去する水処理技術を開発
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)の研究チームは、「フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれる物質を、飲料水から安全に除去する水処理技術を開発した。研究成果は、『Chemosphere』誌の202…詳細を見る -
非可食バイオマスから、樹脂などの共通原料を製造する技術を確立 東レとDM三井製糖
東レは2023年4月17日、サトウキビ絞りかすなどの非可食バイオマスから樹脂などの共通原料を製造する技術を、DM三井製糖と共同で実証したと発表した。 今回の実証は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進め…詳細を見る -
外部からの力の左右を見分け、一方向に変形するゲル材料を開発 理研
理化学研究所(理研)は2023年4月14日、外部から加えられた力の左右方向を見分け、一方向にのみ変形するゲル材料を開発したと発表した。「エントロピー増大」に逆らう能力を持つ材料で、物質の分離やエネルギーの回収、生物の行動…詳細を見る -
軍用機をその場で修理できる――米海軍、移動式自動低温溶射技術を開発
アメリカ海軍にて航空機関連の修理と整備に関わる技術開発チームが、粉末材料を超音速領域にまで加速して固相状態のまま吹き付けて成膜するコールドスプレー(低温溶射)技術を、移動式かつ自動化することに成功した。 当該設備は…詳細を見る