カテゴリー:化学・素材系
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植物を原料とし、肥料に変換できるプラスチックの機能化手法を発表 千葉大学、東工大、東大
千葉大学大学院工学研究院の青木大輔准教授らの研究グループは2023年4月12日、東京工業大学、東京大学と共同で、植物を原料とした高分子(プラスチック)の機能化手法を発表した。機能化されたプラスチックをアンモニア水で分解し…詳細を見る -
世界初となるレアアースレスでの、高耐久性ジルコニアボール量産技術を開発 東レ
東レは2023年4月12日、世界で初めてレアアースレスでの「高耐久性ジルコニアボール」の量産技術を発表した。MLCC(積層セラミックコンデンサー)用セラミックス材料や、LIB(リチウムイオンバッテリー)用電極材料の粉砕/…詳細を見る -
リチウム空気電池を長寿命化するカーボン新素材の正極を発見――グラフェンメソスポンジを採用 東北大ら
東北大学は2023年4月10日、同大学と信州大学、岡山大学、大阪大学、スロバキア科学アカデミー、オーストリアUniversity of Natural Resources and Life Sciences、中国上海科技…詳細を見る -
リチウムイオン電池の負極用水系バインダーを開発――リチウムイオン電池長寿命化に寄与 DIC
DICは2023年4月11日、リチウムイオン電池の負極用水系バインダー「WATERSOL(ウォーターゾール)-LB」を開発したと発表した。既にサンプルワークを開始している。 負極バインダーは、リチウムイオンが出入り…詳細を見る -
食料廃棄部位を原料にした、リサイクル可能な有機ケイ素高分子を開発 群馬大学
群馬大学は2023年4月10日、食料の廃棄部位から合成されるバイオマス由来のビフラン骨格を利用した、ケミカルリサイクル可能な有機ケイ素高分子を開発したと発表した。 ベンゼン環は、化石資源由来の機能性高分子材料の骨格…詳細を見る -
酸化ガリウムSBDの実機動作を確認 ノベルクリスタルテクノロジーが国内初
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の一環として、酸化ガリウム(β-Ga2O3)ショットキーバリアダイオード(SBD)の製品化に取り組むノベルクリスタル…詳細を見る -
合成メタンの価格を下げる2つの革新的技術とは[東京ガスに聞く、CO2ネットゼロを目指すエネルギー産業の最新事情]
(東京ガス株式会社 水素・カーボンマネジメント技術戦略部 革新的メタネーション技術開発グループ 小笠原 慶氏) 石炭や石油よりもクリーンなエネルギーと言われる天然ガス。日本が掲げる「2050年にゼロカーボン」という…詳細を見る -
原料は火星の砂とジャガイモ――火星での居住施設建設向けに「宇宙コンクリート」を開発
マンチェスター大学の研究チームが、結合剤としてセメントではなくジャガイモの澱粉を用い、火星や月の表面土壌を固めて、レンガ状の建設資材、宇宙コンクリート「StarCrete」を製造する手法を考案した。結合剤である澱粉は、宇…詳細を見る -
高品質なナノシート膜が溶液1滴、1分で自動製膜できる新技術を発表 名古屋大学
名古屋大学大学未来材料・システム研究所の長田 実教授らの研究グループは2023年4月6日、1分程度の短時間で、酸化物、グラフェン、窒化ホウ素などの二次元物質(ナノシート)を基板上に隙間なく配列し、薄膜を作製する新技術「高…詳細を見る -
2050年カーボンニュートラルに向けた「メタネーション」技術とは[東京ガスに聞く、CO2ネットゼロを目指すエネルギー産業の最新事情]
(東京ガス株式会社 水素・カーボンマネジメント技術戦略部 革新的メタネーション技術開発グループ 小笠原 慶氏) 世界的な潮流となっているカーボンニュートラルの実現に向けて、日本も「2050年ゼロカーボン」を目標とし…詳細を見る