カテゴリー:エンジニア分野別
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金のナノ粒子でできた半永久的に色あせないカラーフィルムを開発 静岡大学
静岡大学は2024年2月21日、同大学工学部の研究グループが、金のナノ粒子でできたカラーフィルムを開発したと発表した。直径50nm程度の金ナノ粒子を自己組織化的に集積させた膜(およそ100億個のナノ粒子を集積)を作製し、…詳細を見る -
STT-MRAMの高速読み出し技術と、書き換え動作の高速化技術を開発 ルネサス
ルネサス エレクトロニクスは2024年2月21日、スピン注入磁化反転型磁気抵抗メモリ(STT-MRAM、以下MRAM)の読み出しと書き換え動作を高速化する技術を発表した。22nmロジック混載MRAMプロセスで、10.8M…詳細を見る -
RTXの基地防衛向け高出力マイクロ波システム「CHIMERA」、実地試験に成功
防衛事業をもつ米RTXは2024年1月29日、同社傘下のRaytheonと米空軍研究所が共同で、高出力マイクロ波兵器「CHIMERA」の3週間の実地試験に成功したと発表した。 高出力マイクロ波システムは、費用対効果…詳細を見る -
ガラスやプラスチックの経年変化プロセスは、ある観点からは時間可逆的であるという結果――「物質時間」の計測に初めて成功
物質の経年変化プロセスを研究している物理学者らが、ガラスの「内部時計」が時を刻んでいることを初めて計測し、その経年変化プロセスは特定の観点からは時間可逆的であることを示した。この研究は、独ダルムシュタット工科大学を中心と…詳細を見る -
電極–イオン間の電子授受のしやすさを記述する新たな電気化学理論を提唱――二次電池の高性能化に寄与 東京大学
東京大学は2024年2月20日、同大学大学院工学系研究科の研究グループが、固体科学の概念を液体材料(電解液)に用いて、電極−イオン間の電子授受のしやすさ(電極電位)を記述する新たな電気化学理論を提唱したと発表した。二次電…詳細を見る -
全固体ナトリウムイオン二次電池のサンプル出荷を開始―― 2024年内の販売開始を予定 日本電気硝子
日本電気硝子は2024年2月20日、全固体ナトリウムイオン二次電池のサンプル出荷を開始したと発表した。2024年内の販売開始を予定している。 同電池は、正極、負極および固体電解質が全て安定した酸化物で構成されており…詳細を見る -
Windracersの自律型ドローン「ULTRA」、南極での学術調査向け試験を開始
British Antarctic Survey(イギリス南極調査局)は2024年2月3日、Windracersの自律型ドローン「ULTRA」のテストチームが、南極のロセラ研究基地に到着したと発表した。 ULTRA…詳細を見る -
プラズマによる高効率な浄水システムの開発
2024年1月24日、スペインのコルドバ大学の研究チームが、マイクロ波を用いたプラズマ(電離気体)反応器を設計し、高濃度の染料を含む水の浄化に成功したと発表した 同研究成果は2023年11月29日、「Chemosp…詳細を見る -
電気刺激で骨の再生を促進――骨折の治癒期間を短縮する「圧電絆創膏」
韓国科学技術院(KAIST)材料科学工学科の研究チームが、全南大学校の研究チームと共同で、ハイドロキシアパタイト(HAp)の圧電性に基づく骨形成能力を利用し、生体内にインプラントして骨折の治癒期間を短縮できるフレキシブル…詳細を見る -
マイクロ波無線電力伝送受電回路で、世界最高の電力変換効率と最短応答時間を達成 金沢工業大学と信州大学
金沢工業大学は2024年2月19日、信州大学と共同で、マイクロ波を用いた無線電力伝送に用いる受電回路において、世界最高の電力変換効率と世界最短の応答時間を達成したと発表した。 マイクロ波を用いた無線電力伝送技術は遠…詳細を見る