カテゴリー:エンジニア分野別
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よく伸びて自己修復能や形状記憶能を有する新素材を、廃棄物ゼロで調製することに成功 熊本大学
熊本大学は2023年8月1日、タンニン酸(TA)と超高分子量のポリエチレングリコール(PEO)を水中で混合すると、ゴム状によく伸びるゲル(TaPeO ゲル)が得られることを明らかにしたと発表した。水分を含んだ状態でTaP…詳細を見る -
強磁性の半導体量子井戸構造にパルスレーザー光を照射し、超高速で瞬時に磁化を増大させることに成功 東京大学ら
東京大学は2023年8月1日、同大学大学院の研究グループが分子科学研究所、理化学研究所、高輝度光科学研究センターと共同で、強磁性半導体(In,Fe)Asを含む半導体量子井戸構造に、30フェムト秒(fs)の長さを持つパルス…詳細を見る -
スペインのINNengine、小型軽量「1ストローク」エンジン「e-REX」を開発中
ガソリンや軽油などの燃料を空気と混合して燃焼させるエンジンは、吸気/圧縮/燃焼/排気の4つの行程を繰り返す内燃機関だ。大半のエンジンは、4つの行程を通してシリンダー(燃焼筒)の中をピストンが上下する往復運動を、回転運動に…詳細を見る -
「若返り薬」を実現か――ハーバード大、細胞を若返らせる化学薬品を発見
ハーバード大学医学部の研究チームは、化学的アプローチにより細胞を若い状態にリプログラミングする初の手法を発表した。これまでリプログラミングは、遺伝子導入をする必要があった。研究成果は、『Aging』誌に2023年7月12…詳細を見る -
有機フッ素化合物「PFAS」フリーの界面活性剤を開発――環境配慮型製品としてグローバルに展開予定 DIC
DICは2023年8月1日、有機フッ素化合物「PFAS」を含まない界面活性剤「MEGAFACE EFSシリーズ」を開発したと発表した。 少量で表面張力を低下させ、乳化や界面活性を改善できるフッ素系界面活性剤は、洗浄…詳細を見る -
協働ロボットを搭載した無人搬送車の新機種を販売開始――可搬質量が20kgに増加 明電舎
明電舎は2023年7月31日、協働ロボットを搭載した無人搬送車(AGV)「RocoMo-V」の新機種を開発し、同年6月より販売を開始したと発表した。 同機種は、ファナック製協働ロボット「FANUC Robot CR…詳細を見る -
イギリスのPulser Fusion、クリーンで高出力な核融合推進システムを開発中
核融合によるクリーンな宇宙推進システムの開発を目指すイギリスのPulsar Fusionは2023年6月6日、星間宇宙旅行を実現できる核融合推進宇宙船開発を加速することを狙い、Princeton磁場反転配位反応炉(PFR…詳細を見る -
リチウムイオン電池を長寿命化する技術――シリコン陽極をリチウム金属粒子でコーティング
ライス大学工学部の研究チームが、リチウム金属粒子でシリコン陽極をコーティングすることにより、リチウムイオン電池(LIB)の寿命を22〜44%向上できる手法を考案した。界面活性剤によって安定化されたリチウム金属粒子を、シリ…詳細を見る -
産業用ロボット向けの、非接触電力伝送ロータリージョイントを開発 豊橋技術科学大学と近藤製作所
豊橋技術科学大学は2023年7月31日、産業用ロボット向け非接触電力伝送ロータリージョイントを、近藤製作所と共同開発したと発表した。 製品組み立てなどでは、加工対象物をつかむためのロボットハンドが広く活用されている…詳細を見る -
泡沫が塗り広げられる際の挙動を解明――3種類のパターンが存在 東京都立大学
東京都立大学は2023年7月28日、泡沫が塗り広げられる際の挙動を解明したと発表した。 多数の気泡が少量の液体中に詰まった状態である「泡沫」は、油や微粒子を内部に吸収しやすかったり、熱や物質の移動を妨げたりする特質…詳細を見る