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原子核の「核スピン」による熱発電の実証に成功――スピントロニクス技術の利用で極低温まで適用できる熱電変換の可能性に期待 東北大学ら
東北大学は2021年7月26日、東京大学、岩手大学と共同で、原子核の自転運動「核スピン」による熱発電を実証したと発表した。 環境の温度差から電気を作る熱電変換現象を活用した発電は、次世代のクリーンエネルギー技術の基…詳細を見る -
ガラス上でテントウムシが滑らないのはなぜか、40年議論された脚裏の接着原理を解明 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年6月3日、東京大学、キール大学と共同で、長年議論が続いていたテントウムシの脚裏の接着原理を解明したと発表した。分子間力(ファンデルワールス力)が主な接着の原因であることを証明した…詳細を見る -
従来の約3倍、大気駆動安定性の高い皮膚貼付型光脈波センサーを開発 東京大学
東京大学は2021年4月14日、超薄型有機太陽電池で自立駆動する皮膚貼付型光脈波センサーを開発したと発表した。太陽光による自己発電を用いて脈波信号を計測することに、世界で初めて成功した。 柔軟な有機EL(有機発光ダ…詳細を見る -
従来よりも高い5.2Vを上限作動電圧とするリチウムイオン電池の長期安定作動を実現 東大
東京大学は2021年4月2日、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の研究グループが、従来のリチウムイオン電池(4.3V)よりもはるかに高い5.2Vを上限作動電圧とするリチウムイオン電池の長期安定作動を実現したと…詳細を見る -
曲げた機能性フィルムの表面ひずみを簡便に定量計測する手法「表面ラベルグレーティング法」を開発 東工大と東大
東京工業大学は2021年3月3日、同大学科学技術創成研究院と東京大学の研究グループが、機能性フィルムの簡便な表面ひずみ計測法「表面ラベルグレーティング法」を開発したと発表した。フィルム表面に光を回折するグレーティングを貼…詳細を見る -
酸素の電子を使ってもエネルギー損失のない電極材料を発見 東京大学
東京大学は2021年1月28日、同大学大学院工学系研究科の研究グループが、電池の電極材料が持つ酸素の電子を使っても、熱としてエネルギーを失うことなく電気エネルギーを蓄えられる電極材料を発見したと発表した。開発した電極材料…詳細を見る -
光波を測る量子暗号のセキュリティ問題を解決――どんな盗聴技術でも破れないことを証明 東京大学
東京大学工学部は2021年1月14日、同大学大学院工学系研究科附属光量子科学研究センターの小芦雅斗教授らの研究グループが、光波を測る量子暗号方式のセキュリティの問題を解決したと発表した。非現実的な仮定を置くことなく、保証…詳細を見る -
大面積有機半導体単結晶を用いた高感度歪みセンサーを開発――有機半導体の表面のみにドーパント分子を反応 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2020年12月21日、東京大学らと共同で、大面積有機半導体単結晶を用いた高感度歪みセンサーを開発したと発表した 今回は上記に加え、物質・材料研究機構およびパイクリスタルを加えた4者に…詳細を見る -
東大、安価なシリカコーティング技術を開発――紙をプラスチックの代わりに
東京大学は2020年12月18日、高い耐水性と適度な強度を紙に付与する安価で簡便なシリカコーティング技術「超越コーティング技術」を開発したと発表した。 近年、多量のプラスチック製品使用に伴うゴミの増加による環境破壊…詳細を見る -
極薄のスキン圧力センサーを開発――指先がモノに触れたときの接触圧を測定することに成功 東京大学ら
東京大学の研究チームは11月20日、ミュンヘン工科大学と共同で、極薄のスキン圧力センサーを開発し、敏感な指先に直接貼り付けても皮膚感覚に影響を与えずに、指先がモノに触れたときの接触圧を測定することに成功したと発表した。 …詳細を見る