タグ:東京大学
-
ステーキ肉の人工培養組成に成功――牛肉本来の食感を再現 日清など
日清食品ホールディングスは2019年3月22日、肉本来の食感を再現した培養肉である「培養ステーキ肉」の実用化に向けた第一歩を踏み出したと発表した。東京大学生産技術研究所の竹内昌治教授率いる研究グループとの共同研究において…詳細を見る -
熱電材料の発電性能向上で400℃までの温域で利用可能に――機械学習で最適な組成を発見 NIMSと東大
物質・材料研究機構(NIMS)と東京大学は2019年3月19日、従来の実験では探索範囲外だった最適な組成(元素の混合比)を機械学習で発見し、アルミニウム、鉄、シリコンといった汎用元素のみで作られた熱電材料の中温域(200…詳細を見る -
CO2フリー水素を低コストで製造する水素サプライチェーン構築、設備費を約50%削減へ
JXTGエネルギー、東京大学、千代田化工建設、クイーンズランド工科大学(QUT)は2019年3月15日、水素を貯蔵/運搬できる常温常圧の液体である有機ハイドライドをオーストラリアにて低コストで製造し、CO2フリーの水素を…詳細を見る -
回転体型の高精度X線ミラーの製造技術を確立――精密加工と精密転写技術を融合 東大と夏目光学
東京大学は2019年2月27日、夏目光学と共同で、回転体型の高精度X線ミラーの製造技術を確立したと発表した。 回転体型の高精度X線ミラーはチューブ形状で、ミラー内面をX線が反射し集光する。X線は、ミラー表面にわずか…詳細を見る -
ナノ空間に閉じ込められた水の「負の誘電率」を発見――高エネルギー密度キャパシタ開発への新たな指針 東大と産総研
東京大学は2019年2月20日、産業技術総合研究所(産総研)との共同研究により、MXene(マキシン)と呼ばれる層状化合物の層間ナノ空間にリチウムイオンとともに閉じ込められた水分子が、「負の誘電率」を持つことを見出したと…詳細を見る -
微小な重力を測定できる小型低雑音重力センサーを開発――重力の量子的な性質の実験的解明に期待 東北大など
東北大学は2019年2月20日、東京大学や国立天文台と共同で、従来の限界よりも3桁軽い100mgの物体が生成する微小重力を1秒で測定可能な、低雑音の重力センサーを開発したと発表した。 重力の観測はこれまで、主に度量…詳細を見る -
隕石由来の高機能磁性材料を人工で作製――パルスレーザーとロボット制御による新製法の実現 東京理科大など
東京理科大学は2019年2月20日、高輝度光科学研究センター、東京大学と共同で、隕石に由来する高機能磁性材料「L10型FeNi規則合金」の人工創製に成功したと発表した。 L10型FeNi規則合金(L10-FeNi)…詳細を見る -
プラモデルのように組み立てる5µmの超薄型半導体ひずみセンサーチップを開発――次世代型高性能フレキシブルデバイスの機械構造設計、精密組み立て技術に貢献
東京大学と産業技術総合研究所(産総研)の共同研究グループは2019年2月14日、厚さ5µmの超薄型半導体ひずみセンサーチップを、実装機と呼ばれる精密組み立て装置を用いてプラモデルのパーツのように1つずつ切り離し、回路上に…詳細を見る -
京大ら、電子液晶がもたらす不思議な金属状態を発見――高温超伝導など特異な電子状態を実現する新たな指針として期待
京都大学は2019年2月14日、東京大学と共同で、ある種の鉄系超伝導体において、液晶状態になろうとする「やわらかい電子」が、従来金属とは異なる不思議な金属(ストレンジメタル)状態を示すことを発見したと発表した。 今…詳細を見る -
極薄高性能有機半導体単結晶膜からRFID用集積回路を開発――超安価なフィルムデバイスの大量供給が可能に 東大とパイクリスタル
東京大学と同大学発のベンチャー企業であるパイクリスタルは2019年1月30日、有機半導体単結晶膜をタダ同然の値段で形成し、この単結晶膜からRFID用集積回路を開発したと発表した。 RFIDタグやトリリオンセンサーな…詳細を見る