カテゴリー:化学・素材系
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海洋生分解性を持つ真球状のポリアミド4微粒子を開発 東レ
東レは2024年4月10日、海洋生分解性を持つ真球状のポリアミド4微粒子を発表した。マイクロプラスチックビーズの使用が禁止される化粧品の原料として、サンプル提供と評価を行い、技術開発を進めて量産販売を目指す。 化粧…詳細を見る -
強靭性と生分解性を両立する次世代型ポリ乳酸を開発――環境循環型バイオプラスチック素材として期待 神戸大学ら
神戸大学は2024年4月10日、同大学大学院イノベーション研究科と産業技術総合研究所(産総研)、カネカが共同で、強靭性と生分解性を両立する次世代型ポリ乳酸を開発したと発表した。使用時は強靭だが、使用後は水中でも速やかに生…詳細を見る -
追跡実験を伴う大規模スクリーニングにより、高性能な新規太陽電池材料を発見
米ダートマス大学が率いる研究チームは、追跡実験を伴う大規模スクリーニング手法を使用し、高性能な太陽電池向けの新たな光吸収材料を発見した。同研究成果は2024年3月11日、『Joule』誌に掲載された。 研究チームは…詳細を見る -
工業排水から太陽光でアンモニアを合成する技術を開発 大阪大学
大阪大学は2024年4月3日、工業排水に含まれる硝酸(NO3–)に太陽光を照射してアンモニア(NH3)を合成する技術を開発したと発表した。研究成果は同年4月2日、米国化学誌『JACS Au』で公開された。 光触媒反…詳細を見る -
世界最高水準の高表面積を有するハイエントロピー合金を開発 ユニチカ
ユニチカは2024年4月4日、世界最高レベルの非常に高い比表面積を有するハイエントロピー合金を合成する技術を開発したと発表した。さまざまな組成のハイエントロピー合金に応用が可能な技術で、高性能な水素生成電極や燃料電池用電…詳細を見る -
【4/9~4/15開催】fabcross for エンジニア おすすめ展示会・見本市、セミナー情報
エンジニアの皆さんのお仕事、キャリア形成に役立つ、展示会・見本市、セミナー情報を毎週お届けします。 ※掲載している展示会・見本市、セミナーの情報は、4/8時点のものとなります。申し込み状況は各サイトにてご確認頂けますよ…詳細を見る -
人工衛星を軽量化――2D新素材を活用した3Dプリント製通信デバイスを開発
カナダのブリティッシュコロンビア大学オカナガン校(UBCO)の研究チームは2024年2月29日、アメリカのドレクセル大学と共同で、3Dプリントで積層造形されたポリマー構造表面に2D材料「MXene(マキシン)」をコーティ…詳細を見る -
世界最高レベルの放射光施設「ナノテラス」が稼働開始 QSTと光科学イノベーションセンター
量子科学技術研究開発機構(QST)は2024年4月1日、光科学イノベーションセンター(PhoSIC)とともに、官民地域パートナーシップによって建設、整備した世界最高レベルの放射光施設「ナノテラス」の稼働を開始した。先端科…詳細を見る -
雪かき不要――自己発熱して雪を溶かすコンクリートを開発
アメリカのドレクセル大学の研究チームが、コンクリートに相変化材料「PCM(phase change material)」を導入することによって、温度が氷点下に近づくとコンクリート自体を自発的に暖めて、表面上の雪や氷を溶か…詳細を見る -
米Pulsar Heliumのプロジェクト、評価井の掘削中に最大12.4%のヘリウム濃度を記録
ヘリウムの探査と開発を手掛ける米Pulsar Heliumは、2024年2月29日、アメリカのミネソタ州にあるTopazプロジェクトの評価井(油田やガス田の規模を調べるための坑井)「Jetstream #1」が、発表前日…詳細を見る