カテゴリー:化学・素材系
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海洋環境で完全生分解性を有する、セルロースファイバー成形材料を開発 パナソニック ホールディングス
パナソニック ホールディングス MI本部は2025年1月8日、海洋環境で完全生分解性を有する「セルロースファイバー成形材料」を発表した。海洋生分解性の植物由来樹脂などへ、樹脂に植物由来のセルロースファイバーを高濃度に混ぜ…詳細を見る -
陽子の計測にのみ用いられていた反応で、中性子の検出に初めて成功
フランス国立科学研究センターを中心とする共同研究チームが、アメリカのエネルギー省Thomas Jefferson国立加速器施設において、電子の中性子による深部仮想コンプトン散乱実験に初めて成功し、中性子の内部構造を明らか…詳細を見る -
酸化セリウムを使った高性能熱スイッチを開発――熱伝導率切り替え幅が倍増 北海道大学
北海道大学は2025年1月6日、豊富に存在する酸化セリウムを使用して、従来の熱スイッチより熱伝導率切り替え幅を2倍以上にした、高性能熱スイッチを開発したと発表した。 近年、熱制御技術の1つである熱トランジスタ(熱ス…詳細を見る -
実用熱電材料の低熱伝導率原因を解明――レーザーラマン散乱分光法を応用 北陸先端科学技術大学院大学
北陸先端科学技術大学院大学は2025年1月6日、レーザーラマン散乱分光法を応用して、実用熱電材料の熱伝導率が低い理由を解明したことを発表した。 産業応用されている熱電素子の心臓部には、ビスマス-テルル-セレン系の材…詳細を見る -
太さは髪の毛の200分の1――世界一細いスパゲッティを作製
英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は2024年11月21日、同大学を中心とする研究チームが、太さが人間の髪の毛の約200分の1という世界で最も細いスパゲッティを作製したと発表した。このスパゲッティは食用に作ら…詳細を見る -
200℃で90%の効率を達成するフィルムコンデンサ材料を開発
米ローレンス・バークレー国立研究所らの共同研究チームが、機械学習モデルを使用し、電気自動車や再生可能エネルギー技術に欠かせない、フィルムコンデンサ用の高効率材料を発見した。同研究成果は2024年12月5日『Nature …詳細を見る -
温度で色を可逆的に変化するペロブスカイトを開発
シンガポールの南洋理工大学は2024年11月22日、同大学の研究チームが温度で色が可逆的に変化するペロブスカイトを開発したと発表した。 ペロブスカイトは、溶液処理技術により作製できる、層状の有機/無機半導体材料であ…詳細を見る -
二酸化炭素排出量を削減した「モノマテリアル・フロアマット」を開発――自動車メーカーへの拡販を目指す 永大化工
永大化工は2024年12月25日、SDGsの実現に向けた取り組みの一環として、二酸化炭素(CO2)排出量を削減した「モノマテリアル・フロアマット」を発表した。今後、スズキの四輪製品用純正用品への採用が予定されている。 …詳細を見る -
石炭灰廃棄物の中に隠された膨大な量のレアアース
米テキサス大学は2024年11月19日、同大学とワイオミング大学などの共同研究チームが、アメリカ全土に積み上げられてきた石炭灰に、必要量を補うだけのレアアース(希土類元素)が十分に含まれていることを明らかにしたと発表した…詳細を見る -
原料の手混ぜで固体電解質の性能が劇的に向上 北大など研究グループ
北海道大学は2024年12月20日、東北大学などとの研究グループが、全固体電池に用いられる固体電解質を合成する際、材料を装置に入れる前に短時間の手混ぜをするだけで、合成された固体電解質のイオン伝導度が劇的に変化することを…詳細を見る