カテゴリー:化学・素材系
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太陽光を用いて、水から直接水素燃料の製造に成功 信州大
信州大学の研究チームが、太陽光を用いて水から直接的に水素を得る水分解プロセスとして、新しい光触媒によりシンプルな構造で大規模化が容易な低コストの手法を開発した。ペロブスカイト系光触媒Y2Ti2O5S2表面における水の分解…詳細を見る -
ダイヤモンド表面を原子レベルで観察する技術を開発 東大、産総研
東京大学の研究グループは2025年1月8日、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、ダイヤモンド表面を原子レベルで観察する技術を開発したと発表した。原子間力顕微鏡(AFM)を用い、世界で初めてダイヤモンド表面の個々の炭素原…詳細を見る -
廃油からスーパーキャパシターの高品質電極を作る技術を開発
世界的にエネルギー危機が深刻化するなか、高性能なエネルギー貯蔵ソリューションの必要性が高まっている。スーパーキャパシターは、従来の2次電池と比較して充電/放電速度が速く、サイクル寿命が長いことから、将来のエネルギーシステ…詳細を見る -
微生物を利用したバイオスマートコンクリートを開発――強アルカリ耐性菌「AH株」を獲得 安藤ハザマら
安藤ハザマは2025年1月8日、静岡理工科大学、愛媛大学、港湾空港技術研究所と共同で、微生物を高度利用したバイオスマートコンクリートの開発を進めていると発表した。その一環として、pH11~12の強アルカリ条件下でも代謝活…詳細を見る -
海洋環境で完全生分解性を有する、セルロースファイバー成形材料を開発 パナソニック ホールディングス
パナソニック ホールディングス MI本部は2025年1月8日、海洋環境で完全生分解性を有する「セルロースファイバー成形材料」を発表した。海洋生分解性の植物由来樹脂などへ、樹脂に植物由来のセルロースファイバーを高濃度に混ぜ…詳細を見る -
陽子の計測にのみ用いられていた反応で、中性子の検出に初めて成功
フランス国立科学研究センターを中心とする共同研究チームが、アメリカのエネルギー省Thomas Jefferson国立加速器施設において、電子の中性子による深部仮想コンプトン散乱実験に初めて成功し、中性子の内部構造を明らか…詳細を見る -
酸化セリウムを使った高性能熱スイッチを開発――熱伝導率切り替え幅が倍増 北海道大学
北海道大学は2025年1月6日、豊富に存在する酸化セリウムを使用して、従来の熱スイッチより熱伝導率切り替え幅を2倍以上にした、高性能熱スイッチを開発したと発表した。 近年、熱制御技術の1つである熱トランジスタ(熱ス…詳細を見る -
実用熱電材料の低熱伝導率原因を解明――レーザーラマン散乱分光法を応用 北陸先端科学技術大学院大学
北陸先端科学技術大学院大学は2025年1月6日、レーザーラマン散乱分光法を応用して、実用熱電材料の熱伝導率が低い理由を解明したことを発表した。 産業応用されている熱電素子の心臓部には、ビスマス-テルル-セレン系の材…詳細を見る -
太さは髪の毛の200分の1――世界一細いスパゲッティを作製
英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は2024年11月21日、同大学を中心とする研究チームが、太さが人間の髪の毛の約200分の1という世界で最も細いスパゲッティを作製したと発表した。このスパゲッティは食用に作ら…詳細を見る -
200℃で90%の効率を達成するフィルムコンデンサ材料を開発
米ローレンス・バークレー国立研究所らの共同研究チームが、機械学習モデルを使用し、電気自動車や再生可能エネルギー技術に欠かせない、フィルムコンデンサ用の高効率材料を発見した。同研究成果は2024年12月5日『Nature …詳細を見る