カテゴリー:化学・素材系
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MIT、水が効率的に沸騰しやすい表面構造を考案
MITの研究チームが、発電用ボイラーなどの沸騰プロセスにおいて、水が効率的に沸騰しやすい表面構造を考案し、エネルギー効率を顕著に高める手法を開発した。核沸騰の起点となるキャビティのクラスターを2mm間隔で分散配置すること…詳細を見る -
ポリエステルを熱処理でアップサイクルする技術を開発 名古屋工大
名古屋工業大学大学院工学研究科工学専攻の林幹大助教らの研究グループは、2022年8月26日に使用済みポリエステルを使い、性能を向上させながらリサイクルする「アップグレードリサイクル(アップサイクル)」の新たな技術を開発し…詳細を見る -
EPFL、農業廃棄物からPET樹脂に似たプラスチックを製造する手法を開発
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は、研究者らが非食用植物由来の新たなプラスチックを開発したと発表した。このプラスチックは、PETボトルの原料として使われているポリエチレンテレフタレート(PET)と呼ばれる樹脂に…詳細を見る -
植物の非可食成分の糖からナイロン66の原料を世界で初めて開発 東レ
東レは2022年8月24日、植物の非可食成分の糖から、ナイロン66(ポリアミド66)の原料となる、100%バイオアジピン酸を開発したと発表した。非可食バイオマス由来の糖を原料としたアジピン酸の開発は世界初となる。 …詳細を見る -
カサガイをヒントに「超強力な」材料を開発する
ポーツマス大学の研究チームは、生物由来物質で最高強度を持つと考えられているカサガイの歯に着想を得て、非常に強度の高いバイオマテリアルの開発に成功した。研究成果は『Nature Communications』誌に2022年…詳細を見る -
3Dプリンター向け真球ポリアミド6粒子を販売―― 高強度、高耐熱性、高い表面平滑性を両立 東レ
東レは2022年8月23日、高強度、高耐熱性、高い表面平滑性を有する3Dプリンター向け真球ポリアミド6粒子「トレパールPA6」の量産体制を確立し、販売を開始したと発表した。2025年度に現有設備がフル稼働する見通しとなっ…詳細を見る -
太陽光で発電する窓ガラス、可視光の透過率が50%に到達
オーストラリアの政府系機関が設立したARC Centre of Excellence in Exciton Scienceの研究者らは、窓ガラスとしての用途を想定した、可視光の透過率が高い「太陽光発電ガラス」の開発に取り…詳細を見る -
励起子を制御して光らない半導体を光らせる研究
ドイツのオルデンブルク大学を中心とする国際研究チームが、セレン化タングステン(WSe2)半導体の超薄膜における電子状態のエネルギー準位を制御して、通常は発光しない半導体を発光させることに成功した。近年、先端物理学において…詳細を見る -
追尾装置不要の集光器――長時間太陽光発電の効率を高める逆ピラミッド型集光器を開発
スタンフォード大学の研究チームは、太陽光発電の効率を上げつつコストを下げる、新しい集光器を開発した。太陽の追尾装置がなくても幅広い角度と波長の太陽光を取り込み、集光する光学部品だ。研究結果は、2022年6月27日付けで『…詳細を見る -
2D積層材料結晶格子のモアレ模様から、特異な材料特性変化を予測する手法を発見
米ユタ大学の研究チームが、2D状に積層された結晶において、一方の結晶格子を他方に対して回転したり引き延ばしたりすることで生じる多様なモアレパターンに対応した、多様な「捩じれ2層複合材料(twisted bilayer c…詳細を見る