カテゴリー:ニュース
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温度イメージングを革新する、ナノサイズの超高感度サーモメーター開発プロジェクト
アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は、2020年10月9日、温度イメージングを革新するナノサイズのサーモメーター開発プロジェクトを進めていることを発表した。研究成果は『International Journal on…詳細を見る -
溶液に交互に浸すだけでプラスチック表面に金属有機構造体(MOF)薄膜を作製する手法を開発――電子機能素子への応用に期待 東北大学ら
東北大学は2020年11月4日、岩手大学、高輝度光科学研究センターと共同で、金属有機構造体(MOF)の薄膜をアクリル樹脂などの高分子材料の表面に簡便に作製する手法を開発したと発表した。大がかりな製造装置なしで、2種類のM…詳細を見る -
独DLR、駆動ユニットと運搬用カプセルを組み合わせるモジュール式電動モビリティ車両のプロトタイプを発表
ドイツ航空宇宙センター(DLR)は、2020年9月17日、未来的なコンセプトのモジュール式電動モビリティ車両「U-shift」のプロトタイプを発表した。 U-shiftは、オンデマンドのシャトルバス、ハイテクでいつでも呼…詳細を見る -
バイオフィルムを除去して殺菌する、お茶の芽から作った生体適合性マイクロボット「T-Budbot」
インド工科大学の研究チームは、茶芽を使ってバイオフィルムを除去、断片化し内部の細菌を殺す「T-Budbot」と呼ばれる磁気駆動方式マイクロボットを作製した。研究成果は、『ACS Applied Materials & I…詳細を見る -
過去最高の熱電変換性能指数を示す層状コバルト酸化物を実現――安定で実用的な熱電変換材料として期待 北海道大学
北海道大学は2020年11月2日、室温における過去最高の熱電変換性能指数(ZT=0.11)を示す層状コバルト酸化物を実現したと発表した。 熱電変換は、工場や自動車から排出される排熱を再資源化する技術として注目されて…詳細を見る -
0.2mm小径スタイラス対応の微細ワーク用プローブを発売――ギアの計測にも最適 キャプテンインダストリーズ
キャプテンインダストリーズは2020年11月2日、最小0.2mmまでの小径スタイラス球を装着できる微細ワーク用プローブ「40.42LF」を同日に発売すると発表した。 微細加工における小径の穴や溝が加工されたワークが…詳細を見る -
650馬力の木製スーパーカー「Splinter」を作製――完成まで2万時間
アメリカの工業デザイナーJoe Harmon氏は、内装のみならずボディやシャシーに至るまでふんだんに木材を用いた2人乗りのスーパーカー「Splinter」を作り上げた。完成までに9年を費やし、作業にかけた時間は約2万時間…詳細を見る -
グラフェン微細金属ワイヤを開発――高性能カーボンエレクトロニクスを実現
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、金属としての導電性を有する、1原子の厚さで幅1.6nm、長さ数10nmのグラフェンナノリボン金属ワイヤを作製する手法を開発した。帯状グラフェンは本来、半導体特性を示すが、炭素…詳細を見る -
軽量でクリーンなスーパーキャパシタを開発――EVも数分で充電可能
テキサスA&M大学の研究チームが、電気化学特性に優れ、製造コストの低いフレキシブルなスーパーキャパシタを開発した。従来のスーパーキャパシタの約900倍の比容量(電荷を貯蔵する能力)を持つとともに、植物由来で環境にも優しい…詳細を見る -
高い強度と成型性を持つ新しい生分解性ゲル材料を開発――凍らせて、混ぜて、溶かすだけ
日本原子力研究開発機構は2020年10月30日、東京都立産業技術研究センターや東京大学と共同で、中性子線を利用して明らかにした高分子-水の構造研究に関する知見を活かして、セルロースナノファイバーとクエン酸、そして水から構…詳細を見る