カテゴリー:ニュース
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モーターのくさびに磁性材料を使用――エネルギー変換効率の大幅な向上へ 東芝
東芝は2020年12月4日、くさびの材料を置き換えるだけで、モーターのエネルギー変換効率を大幅に向上させる磁性材料を開発したと発表した。 民生用/産業用の双方を含むモーターによる電力消費量は、世界の総消費電力量の約…詳細を見る -
暗い励起子の直接観察に成功――視覚化の実現は世界で初めて OIST
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2020年12月4日、暗い励起子と呼ばれる粒子を直接観察し、測定することに世界で初めて成功したと発表した。 半導体材料内の電子が光でより高いエネルギー状態に励起されると、電子が以…詳細を見る -
オランダの空飛ぶ自動車「PAL-V Liberty」、公道走行の認可取得
オランダの空飛ぶ自動車「PAL-V Liberty」に道路走行許可が下り、ヨーロッパの公道を走れるようになった。 PAL-V Libertyは2人乗りの空陸両用車。走行モードでは100馬力のエンジンを使い最高時速1…詳細を見る -
まるでSF、人間の皮膚にインスパイアされた「真にウェアラブル」な電子スキン――肌に貼って体温や心拍数などの計測が可能
人間の皮膚にインスパイアされた「真にウェアラブル」な電子デバイスが開発された。かさばるスマートウォッチとは異なり、伸縮性があって人間の肌に貼り付けることができ、完全にリサイクル可能な回路基板となっている。この研究はコロラ…詳細を見る -
Harley Davidson、新型電動自転車を発売
Harley-Davidsonのe-バイク専業スピンオフブランドSerial 1 Cycle Companyは、2021年3月に最初の製品をリリースすると発表した。 Harley-Davidsonは、2018年から…詳細を見る -
ロンドンのスタートアップが「食べられるプラスチック」でソース包装材を開発――原料は海藻
バイオテクノロジー系スタートアップの英Notplaは、海藻から製造する包装材料の展開を計画している。企業名と同じ「Notpla」と名付けられた包装材料は、完全な生分解性を備え、食べることも可能。現在主流のプラスチックに替…詳細を見る -
側面が鏡面になったガラス製パッケージを端面発光型レーザーダイオードチップ向けに開発 AGC
AGCは2020年12月3日、端面発光型レーザーダイオード(LD)チップの封止に最適なガラス製パッケージを開発したと発表した。同パッケージは、側面が鏡面になっており、LDチップが出射する光をプリズムミラーなどの追加部品な…詳細を見る -
高周波低鉄損と高磁束密度を両立した電磁鋼板を高速モータ用に開発 JFEスチール
JFEスチールは2020年12月3日、CVD(化学気相蒸着)連続浸珪プロセス技術を用い、高周波鉄損の低減と磁束密度の向上を両立した高速モータ用Si(珪素)傾斜磁性材料「JNRF」を開発したことを発表した。 近年、電…詳細を見る -
自己修復するアルミニウム合金を開発――疲労寿命を25倍に延長
オーストラリアのモナシュ大学の研究チームが、アルミニウム合金の疲労寿命を最大25倍向上する手法を考案した。自動車や航空機に使用される前に、予備的な振動応力を与える「トレーニング処理」により、疲労亀裂の発生源になる粒界隣接…詳細を見る -
ベネチアの「モーゼシステム」がようやく起動――78枚の巨大な壁で海を堰き止める
ベネチアは、潮汐の影響で頻繁に浸水被害に見舞われる都市だ。こうした浸水被害を防ぐべく、高潮の際に潟(lagoon)を海から一時的に分離して水位の上昇を抑える「モーゼシステム」の開発プロジェクトが進められている。 同…詳細を見る