カテゴリー:技術ニュース
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超小型メモリーデバイスの可能性――常温で強磁性を示す2D薄膜磁性体材料を開発
国立ローレンス・バークレー研究所とカリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、常温でも強磁性を示す1原子厚さの2D薄膜磁性体材料を開発した。コバルト添加のファンデルワールス酸化亜鉛(ZnxCo1-x)Oの2D薄膜であり…詳細を見る -
複数デバイス充電も可能なワイヤレス充電システムを開発――20cm全方位をカバー
フィンランドのアールト大学の研究チームは、同時に複数のデバイスを充電するワイヤレス電力伝送(WPT)システムを開発した。方向に関わらず、20cm離れた場所まで90%の効率で給電可能で、充電中にデバイスを動かしても構わない…詳細を見る -
UCLAの研究者がガラスを金属のように強靭にする理論を発表――耐破壊性の世界記録を樹立
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とデンマークのオールボー大学の研究者らは、原子レベルのコンピューターシミュレーションによって、既存のガラスよりも延性があり、強靭で耐久性のあるガラスの開発への道を開いた。研究…詳細を見る -
インテリジェントロボット制御システムを搭載した電動バイク――最高時速200km、航続距離350km超で急速充電も可能
中国のDavinci Techは2021年7月17日に、新たな電動バイク「DC100」と世界限定50台の「DC Classic」アップグレードモデルを発表した。開発には7年かかっており、1000ccクラスのガソリンエンジ…詳細を見る -
ゼロカーボン電力の時代を切り開く――米Helionが初の商用核融合施設を着工
米Helion Energy(Helion)は2021年7月27日、ワシントン州エバレットに初の商用核融合発電所を着工したと発表した。特許技術のプラズマ加速器を利用して、柔軟でスケーラブルなベースロード電力を提供し、ゼロ…詳細を見る -
CERNの研究チーム、新たなテトラクォークを発見
CERN(欧州原子核研究機構)の研究チームが、2個のクォークと2個の反クォークから構成される、新しい異種ハドロンを発見した。「Tcc+」と名付けられた新しい粒子は、崩壊に伴って生成する粒子の実験的検出が容易であることから…詳細を見る -
「構造色」を利用した高効率カラーディスプレイの研究
スウェーデンのリンショーピング大学の研究チームが、材料内部の微細構造からの反射光による干渉効果に基づく「構造色」を活用し、安価でエネルギー効率の高い高解像度反射型カラーディスプレイを実現する手法を開発した。気相重合により…詳細を見る -
電荷を放って雨を降らせる――ドローンを使った人工降雨プロジェクトがUAEで進行中
国内で必要な水の3分の2を地下水に頼るアラブ首長国連邦(UAE)では、1990年代から各国の大学や機関と協力して「人工降雨プロジェクト」に取り組んでいる。英レディング大学の研究チームもその1つに参加し、降雨を促進できるド…詳細を見る -
殺虫剤不使用で、蚊に刺されない服の素材を計算モデルから開発
殺虫剤を使わずに蚊に刺されにくい服が開発された。この服に使われた繊維素材は、ネッタイシマカが刺す行動を記述した独自設計の計算モデルを用いて開発された。ネッタイシマカは、ジカ熱やデング熱、黄熱病などの原因となるウイルスを媒…詳細を見る -
ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功——普遍的レオロジー法則の構造起源を特定 東京大学ら
東京大学は2021年9月3日、日本学術振興会と共同で、ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功したと発表した。 セメントやマヨネーズ、歯磨き粉などは、静置状態では流動せずに固体的に振る舞うが、一定以上の力を…詳細を見る