カテゴリー:技術ニュース
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MIT、NOxの排出量を95%削減できる新型ハイブリッド電動飛行機を考案
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、新型ハイブリッド電動航空機のコンセプトを発表した。排ガス制御システムを搭載し、大気汚染物質となる窒素酸化物(NOx)の排出を95%削減できる。研究結果は、2020年12…詳細を見る -
冷却能力を飛躍的に向上するグラフェン強化ヒートパイプを開発――銅製の約3.5倍の放熱性能
スウェーデンのチャルマース工科大学は、アビオニクス(航空機向け電子機器)、データセンター、パワーエレクトロニクスなどに用いられる電子機器や電力システムを冷却する際の問題解決に役立つ、グラフェンベースのヒートパイプを開発し…詳細を見る -
インドの宇宙スタートアップ、固体燃料ロケットの試運転に成功
インドのハイデラバードに本拠を置く航空宇宙スタートアップ企業「Skyroot Aerospace」は、インドの民間企業として初めて固体燃料エンジンの燃焼試験に成功した。 「Kalam-5」と名付けられた固体燃料エン…詳細を見る -
衛星画像とディープラーニングでアフリカ象の生息数をカウント――草原や森の交ざった地形でも正確に
英バース大学は2021年1月19日、人工衛星から撮影した画像とディープラーニングを用いて、複雑な地形上にいる動物の生息数を数えることに成功したと発表した。 この研究では、地上分解能31cmという画像センサーを搭載す…詳細を見る -
二次元材料中の電荷移動をコントロールする新手法
米セントルイス・ワシントン大学は、2021年1月14日、原子レベルの薄さのグラフェンデバイスに塩化ルテニウム(α-RuCl3)薄膜層を重ね、局所的に電荷を加える方法を発見したと発表した。これは二次元材料中の電荷移動を制御…詳細を見る -
レーザーを使って泡からマイクロロボットを作る
産業用ロボットは、自動車製造や飛行機塗装、衣服縫製など、様々な分野で幅広く利用されているが、バイオメディカルなどマイクロスケール部品の組み立ては自動化が難しい。今回、中国科学院の研究チームは、レーザーを使用して発生させた…詳細を見る -
近未来風の外観、3Dプリント部品15点で構成された電動バイク「Nera」――わずか12週でプロトタイプに
3Dプリンティングによって製造した部品15点で構成された電動バイク「Nera」が、いくつかの海外メディアで取り上げられている。Neraを開発したのは、3Dプリンターや関連製品を手掛ける独BigRep。着想を得てからわずか…詳細を見る -
エアバス、水素燃料航空機の実現に向けて着脱容易な「ポッド」システムを検討中
ゼロエミッション航空機「ZEROe」の研究開発を進めるエアバスは2020年12月15日、水素燃料電池によって推進する“ポッド”システムの構想を明らかにした。 水素燃料を動力源とする航空機は、ここまでのところ乗客定員…詳細を見る -
世界最速のニューロモーフィックプロセッサーを開発
オーストラリアのスウィンバーン工科大学を中心とする国際研究チームは、毎秒10兆回(OPS/秒)以上の演算ができ、超大規模データの処理を可能とするAI用の世界最速かつ最も強力な光ニューロモーフィックプロセッサーを実証した。…詳細を見る -
合金表面が酸化する過程の解明と酸化抑制に成功――酸化に強い材料や安価な触媒の開発に期待 日本原子力研究開発機構と大阪大学
日本原子力研究開発機構は2021年2月19日、大阪大学と共同で、合金表面が酸化してさびる過程の解明と酸化抑制に成功したと発表した。 同機構によると、腐食に強い材料の開発は材料科学分野において重要な目標の1つだ。今回…詳細を見る