カテゴリー:技術ニュース
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伸縮性センサーで圧力、曲げ、伸びなどを検出し「触覚」をソフトロボットに持たせる――ARやVRへの応用も視野に
米コーネル大学は、低コストのLEDと染料を組み合わせた光ファイバーセンサーを作製し、そのセンサーを用いて圧力、曲げ、ひずみなどの変形を検出できる伸縮性のある「皮膚」を開発した。このセンサーはソフトロボットシステムだけでな…詳細を見る -
レゴのサターンV型ロケット用に発射台を3Dプリントし、発射シーンを再現――Arduino Unoで制御
レゴの「NASA アポロ計画 サターンV」ロケット用に発射台とガントリークレーンを3Dプリントし、発射シーンを再現した動画がYouTubeで公開された。Mark Howe氏によるもので、アポロ11号の打ち上げ時のカウント…詳細を見る -
UK SMRコンソーシアム、小型モジュール原子炉建設による英国内雇用創出見込みを発表――5年以内に6000人、15年間で3.4万人
ロールスロイスが率いるUK SMRコンソーシアムは、2020年11月11日、今後20年間で小型モジュール原子炉(SMR)発電所を全16基建設することを認める公約を英国政府がした場合に見込まれる雇用創出を発表した。発表によ…詳細を見る -
ムール貝の殻から「スポンジ」を作る――サステナブルな海洋汚染除去材の可能性
ムール貝はヨーロッパ料理に好んで使われる食材のひとつだが、同時に、繁殖力が強くホタテガイや真珠の養殖施設や船底などに付着する海の厄介者でもある。カナダのニューファンドランドメモリアル大学の研究者は、ムール貝の殻から海洋汚…詳細を見る -
世界一構造秩序のあるガラスの合成と構造解析に成功 京都大学
京都大学は2020年12月25日、世界一構造秩序のある永久高密度シリカ(SiO2)ガラスの合成に成功し、その構造を大型放射光施設SPring-8などの量子ビーム施設を利用して明らかにしたと発表した。 ガラスは液体の…詳細を見る -
ディープラーニングを用いた新素材開発手法、少ないデータ量で活性やガラス転移点を予測 奈良先端科学技術大学院大学
奈良先端科学技術大学院大学は2020年12月25日、材料工学分野にディープラーニング技術を適用する手法を開発したと発表した。 従来の素材開発手法は、トライアンドエラーを繰り返すために莫大な時間と費用がかかる。この問…詳細を見る -
ロジックとメモリを1つのアーキテクチャに統合――次世代型コンピューターチップを開発
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームは、2次元材料を利用して、ロジックとメモリの2つの機能を単一のアーキテクチャに統合した次世代回路を開発した。小型、高速、高効率のデバイスとして、機械学習(ML)や人工…詳細を見る -
MIT、太陽熱を使って医療機器を殺菌するシステムを開発
医療機関では、医療機器を滅菌するために飽和蒸気により内部を高温高圧にするオートクレーブを使用する。一般的にオートクレーブの蒸気を発生させるためには、電気や燃料を用いたボイラーが必要だ。しかし、発展途上国の農村部などでは、…詳細を見る -
AIにより「高エントロピーHEA合金」の構成祖を予測――新たな合金開発プロセスを加速
3種以上の元素が主要元素として同程度に混合され、耐熱性や耐摩耗性、耐食性などに優れ、新しいカテゴリーの金属として注目されているのが、「高エントロピー合金HEA」だ。そのHEA合金の構成相をAIによって予測する手法を、韓国…詳細を見る -
MIT、電源不要の冷却システムを開発――ラクダの毛皮がヒント
MITの研究チームは、ラクダの毛皮からヒントを得た新しい冷却用の材料を開発した。ハイドロゲルとエアロゲルの2層構造で、電源を必要としないパッシブシステムで、研究の詳細は『Joule』誌オンライン版に2020年11月11日…詳細を見る