カテゴリー:技術ニュース
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米Boeing、大型無人潜水艦「Orca」を米海軍に納入
米Boeingが2023年12月20日、大型無人水中車両「Orca」の1台を米海軍に納入したと発表した。 Orcaは、海洋で1万時間以上の運航実績を持つ、長さ約16mの大型無人水中車両「Echo Voyager」を…詳細を見る -
アンモニアを合成できる極微金属クラスター触媒を作製――温和な条件で持続的に合成 理研ら
理化学研究所(理研)は2024年1月22日、同研究所と東京大学、北海道大学の共同研究グループが、アンモニアを合成可能な極微金属クラスター触媒を作製したと発表した。 アンモニアは、肥料や窒素原子を含む化学製品の原料と…詳細を見る -
ラマン分析で約1000万年前の有機物を巨大球状コンクリーションから確認 名古屋大学ら
名古屋大学は2024年1月23日、同大学と関西学院大学、堀場テクノサービス、深田地質研究所の共同研究グループが、ラマン分析により約1000万年前の有機物を巨大球状コンクリーションから確認したと発表した。研究結果はScie…詳細を見る -
二酸化炭素をナノファイバーとして固定する実用的な技術を開発
ブルックヘブン国立研究所とコロンビア大学の研究チームが、二酸化炭素(CO2)からカーボンナノファイバー(CNF)を合成し、温室効果ガスを長年にわたって封じ込める技術を開発した。 同研究成果は2024年1月11日、「…詳細を見る -
ライダーの視覚を支援する電動バイク「TS Ultra」――人工知能と機械学習を利用
フィンランドの電動バイクメーカーVerge Motorcyclesは、2024年1月8日、同社のフラッグシップモデル「TS Ultra」を発表した。同モデルは、人工知能と機械学習を利用したカメラとレーダーを搭載し、安全性…詳細を見る -
グリーンな水素製造のための触媒を求めて――MIT、機械学習で材料表面の原子構造を予測する手法を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、材料の表面構造を原子レベルで予測できる、モンテカルロ法と結合した機械学習法を開発した。多成分系材料の表面における原子分配や原子配列に関して、存在し得る膨大な数の組み合わせ…詳細を見る -
3次元粒子軌跡解析法を拡張した、高精度の地震動評価技術を開発 東北大学
東北大学は2024年1月22日、時間-周波数領域の3次元粒子軌跡解析に時間遅れ成分を導入することで、より包括的な地震動の特性評価ができる信号処理技術を開発したと発表した。 3次元粒子軌跡解析は、観測点の設置数が限ら…詳細を見る -
優れた弾性を持つ蛍光性自己修復材料を開発――二次元画像の転写にも成功 理研
理化学研究所(理研)は2024年1月22日、高い蛍光量子収率とゴム弾性を持ち、画像転写も可能な自己修復性材料を開発したと発表した。 発光特性などの機能を発現する自己修復性材料の開発は、学術的にも実用的にも非常に重要…詳細を見る -
ハーバード大、充電サイクル6000回と充電時間10分を実現する全固体リチウム金属電池を開発
ハーバード大学工学応用科学部の研究チームが、6000回以上充放電でき、約10分で充電可能な全固体型リチウム金属電池を考案した。リチウム負極活物質と固体電解質の界面にミクロンサイズのシリコン粒子を分散させることにより、充電…詳細を見る -
思考実験「トロッコ問題」は自動運転車の道徳的判断研究に適していない――日常的な交通状況と行為者の性格を考慮に入れた枠組みを新たに提起
有名な思考実験の1つである「トロッコ問題」は自動運転車の道徳的判断研究のための実験パラダイムには不適切であるとし、日常的な交通シナリオ作成と道徳的判断の「Agent-Deed-Consequence(ADC)」モデルを組…詳細を見る