カテゴリー:海外ニュース
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車からドローンに変形――液体金属を使ったキリガミベースの複合材料を開発
バージニア工科大学の研究チームは、液体金属と切り紙ベースの構造を利用して、車両からドローンへ変形可能な自律ロボットを開発した。ギアやモーターを使うことなく、何度でも変形し、形状を維持し、元の姿に戻ることができる。研究結果…詳細を見る -
3Dプリンティング技術で自動車部品の製造コストを80%削減可能であることを実証 独フラウンホーファーIAPT
独フラウンホーファー研究機構付加製造技術研究所(以下、フラウンホーファーIAPT)は、3Dプリンティングを念頭に置いて設計し最適化することで高級スポーツカーのドアヒンジ製造コストを全体で80%削減できることを実証したと発…詳細を見る -
米陸軍、2050年までに全軍用車両をEV化――ネットゼロ達成を目指す
アメリカ陸軍は2022年2月、世界的な気候変動に対処するため、軍用車両の電動化や太陽光発電の導入などを盛り込んだ気候戦略を明らかにした。2030年までに温室効果ガスの排出量を2005年比で50%削減し、2050年までにネ…詳細を見る -
トランジスター1200個搭載のICチップを大学生が自作
米カーネギーメロン大学の学部生であるSam Zeloof氏は、トランジスター1200個を集積したICチップ「Z2」を自宅ガレージで製造した。同氏は、まだ高校生だった2018年に最初の自作ICチップ「Z1」を製造したが、Z…詳細を見る -
独BMW、完全電動SAV「iX M60」を公開――レアアース不使用の磁石レスモーターを搭載
独BMWは、フラッグシップモデルとなる電気自動車(EV)「iX M60」を公開した。iX M60は、「innovation(革新)」の頭文字iを取った革新的な環境配慮型モデル「iシリーズ」、SUVシリーズの「Xシリーズ」…詳細を見る -
どこに置いても充電できる――新しいワイヤレス充電システムを発表
フィンランドのアールト大学の研究チームは、デバイスの位置や向きに関わらず、さらに移動中でも充電できるワイヤレス電力伝送(WPT)システムを開発した。家電や物流ロボット、電気自動車(EV)に利用できる可能性がある。研究結果…詳細を見る -
工業廃棄物からレアアースを抽出する手法を開発――従来比2倍以上の歩留まりを達成
アメリカのライス大学の研究チームが、フライアッシュやボーキサイト残留物、廃棄電子機器等の廃棄物から、貴重なレアアース元素を高歩留りで抽出することに成功した。急速ジュール加熱を用いるもので、従来の工業的抽出法に比べて必要な…詳細を見る -
冬は暖かく夏は涼しい――住宅屋根向けのスマートコーティング材を開発
ローレンス・バークレー国立研究所(LBL)とカリフォルニア大学バークレー校(UCB)の研究チームが、天然ガスや電気を消費することなく、屋内を冬は暖かく夏は涼しく保つことができる、全シーズン型のスマートコーティングを開発し…詳細を見る -
積載量60%アップ――自律飛行が可能な混合翼型貨物専用機を開発
米航空スタートアップのNATILUSは、費用対効果の高い自律型貨物専用航空機「Natilus 3.8T」を開発中だ。独自の「ダイヤモンド」貨物室と混合翼を備え、同サイズの航空機と比べて、積載量を60%増加し、運用コストと…詳細を見る -
スチールよりも強くて軽量――MIT、2次元ポリマーを合成する新たな重合プロセスを考案
MITの研究チームが、2次元シート状ポリマー材料を合成する、安定性と量産性に優れた新しい重合プロセスを考案した。溶液中で2次元状に自己組織化する重縮合反応を利用し、非常に安定した強固な2次元構造が得られるため、軽量で耐久…詳細を見る