カテゴリー:化学・素材系
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二酸化炭素からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発 IHI
IHIは2019年5月13日、シンガポール科学技術庁傘下の科学工学研究所(ICES)と共同開発したメタン化触媒を用いて、CO2からメタンを製造するメタネーション技術のデモ装置を開発したと発表した。 環境負荷を抑えつ…詳細を見る -
「水切り」の新たなモードを発見
石を投げて水面を跳ねさせる「水切り(water skipping)」。誰にでも出来る遊びとして世界各地で行われているが、ユタ州立大学は、米海軍対潜戦センターおよびブラウン大学と共同で、ゴムボールを使った水切りの実験を行い…詳細を見る -
高強度/高クリープ/良摺動性を兼ね備えた新グレード「WW-09」を公開――軽量化と省スペース化が可能に ポリプラスチックス
ポリプラスチックスは2019年5月9日、高強度/高クリープ/良摺動性を兼ね備え、従来の摺動グレードよりも軽量化と省スペース化を可能にしたジュラコンPOMの新グレード「WW-09」を各種データとともに同社のWebサイトに公…詳細を見る -
温度振動を利用して低温側から高温側へ熱が移動する実験に成功
コップに入れたお湯は時間と共に冷めていく。そしてその温度は、まわりの温度より低くはならない。これは孤立系のエントロピーは時間と共に増大し、逆は起こらないためで、熱力学第二法則として知られている。ところが、チューリッヒ大学…詳細を見る -
患者由来の細胞を使い、バイオプリンターで3D心臓モデルを制作
イスラエルのテルアビブ大学は2019年4月15日、3Dプリンターを使って患者の細胞と生体物質から血管を伴う立体的な心臓のモデルを作ることに成功したと発表した。研究成果は、『Advanced Science』ジャーナルに掲…詳細を見る -
モータータンパク質とDNAのオリガミを組み合わせ「分子人工筋肉」を開発――化学エネルギーを力学エネルギーに直接変換 北海道大学など
北海道大学、関西大学、東京工業大学は2019年5月7日、モータータンパク質とDNAからなるオリガミを組み合わせることで、化学エネルギーを力学エネルギーに直接変換する「分子人工筋肉」の開発に世界で初めて成功したと発表した。…詳細を見る -
マイナス263℃で凍らない水――脂肪分子により極低温での水の結晶化を防止
スイス連邦工科大学チューリッヒ校とチューリッヒ大学の研究者たちが、水が氷に結晶化するのを防ぐ技術を開発し、極低温でも凍らないようにすることに成功した。実験では、水を液体のまま-263℃に至らせることができたという。研究成…詳細を見る -
透明な木板を開発――窓ガラスの代替や太陽電池パネルへの適用も
スウェーデン王立工科大学(KTH)のLars Berglund教授が、太陽光発電のパネルや建物の窓として利用できる光学的に透明な木板を開発した。研究成果は『Journal of the American Chemical…詳細を見る -
金属に匹敵するほど丈夫で透明な軽量ポリエチレンを開発
英ウォーリック大学WMG(Warwick Manufacturing Group)とロンドン大学クイーンメアリーの研究チームは、高い透過率を持つと同時に、アルミニウムに匹敵する強度と弾性率を有する高密度ポリエチレン(HD…詳細を見る -
CERN、新しいペンタクォークを発見
スイスの欧州原子核研究機構(CERN)の実験グループは2019年3月26日、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った実験データから、新しい「ペンタクォーク」を発見したと発表した。実験データの精度が上がったことで、過去に…詳細を見る