カテゴリー:化学・素材系
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東工大、1nmほどの粒子を触媒にした高活性酸化反応を開発――原子19個の白銀で従来比50倍の活性に
東京工業大学は2018年11月16日、有機溶媒を使わずに粒径1nmほどの極微小なナノ粒子(サブナノ粒子)を触媒にして、酸素を酸化剤とする炭化水素の酸化反応を開発したと発表した。原子数19個の白金ナノ粒子を用いたところ、既…詳細を見る -
車載用リチウムイオン電池市場、17年は23.1%増も18年は8.3%増と成長鈍化か――矢野経済研究所
矢野経済研究所は2018年11月16日、車載用リチウムイオン電池(LiB)の世界市場について調査したレポート「2018年版 車載用リチウムイオン電池市場の現状と将来展望」のサマリーを公開した。車載用LiBの世界市場は、2…詳細を見る -
世界最細繊度0.8dtexの2成分バイメタル繊維からなる新たな高機能素材――東レ、複合紡糸技術「NANODESIGN」を用いたPrimeflexを開発
東レは2018年11月15日、複合紡糸技術「NANODESIGN」を用い、世界最細繊度である0.8dtexの2成分バイメタル繊維からなる新しい「Primeflex(プライムフレックス)」を開発したと発表した。 Pr…詳細を見る -
自動車用溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形性を向上――JFEスチール、高潤滑自動車用GI鋼板「GI JAZ」を開発
JFEスチールは2018年11月15日、欧米系自動車メーカー向けに、プレス成形性を向上させた高潤滑自動車用溶融亜鉛めっき(GI)鋼板「GI JAZ」を開発し、西日本製鉄所で営業生産を開始したと発表した。自動車メーカーの設…詳細を見る -
OIST、フォトルミネッセンスを示し、明るさも制御できる新しい銅錯体を発見
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年11月7日、銅を有機分子と組み合わせた、フォトルミネッセンスを示す新しい金属錯体を発見したと発表した。この金属錯体は、有機分子のサイズを変えることで光の明るさを制御できるとい…詳細を見る -
紫外線による劣化を抑え、自己修復性を持つポリカーボネートシート「CARBOGLASS LF」を開発 AGC
AGCは2018年11月13日、高い耐候性と自己修復性を持つポリカーボネートシート「CARBOGLASS LF」を開発したと発表した。遮音壁やフェンスなどの屋外設置物件向けに販売し、2019年より量産を開始する予定だ。 …詳細を見る -
【1万人残業調査】月の残業時間、平均17.7時間で前年より0.6時間短く。残業時間が減って「嬉しい」人は61.9%。ただし残業削減できた人の44.4%が「収入が減って困っている」
ポイント 【1、全国の公務員・会社員1万人(n=10123)】 業種別では「教育、学習支援業」、「運輸業・郵便業」が残業時間が長い傾向に 残業時間が長いのは50代、1ヵ月平均は19.0時間 29.…詳細を見る -
大阪府立大、高感度で柔らかいpHセンサーを開発――絆創膏のような装着型ウェアラブルパッチ開発に道
大阪府立大学は2018年11月13日、世界で初めてフレキシブルフィルム上にCCD構造を作製することに成功したと発表した。また、これを用いて、汗のpH値を通常のpHセンサーの4倍の高感度で計測できる柔らかいウェアラブルデバ…詳細を見る -
理研、1ナノメートルの電気二重層の状態を詳細に測定できるシステムを開発――電気化学デバイス等への応用に期待
理化学研究所(理研)は2018年11月12日、電気化学反応における固体/液体界面の電気二重層を真空中に取り出して精密に測定できる複合システムを開発したと発表した。 固体電極と電解質溶液の固体/液体界面で進む電気化学…詳細を見る -
クラレ、耐熱性を15℃向上させたメタクリル樹脂「パラペットSP」を開発――透明性、成形性などはそのままに
クラレは2018年11月12日、従来の特性をそのまま維持した上で、耐熱性を向上させたメタクリル樹脂「パラペットSP」を開発したと発表した。 メタクリル樹脂(PMMA)は透明性や耐候性に優れているため、自動車や液晶デ…詳細を見る