カテゴリー:化学・素材系
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引っ張ると白い蛍光を出すゴムの開発に成功――材料が受けるダメージの可視化に期待 北大
北海道大学は2019年4月24日、フリブール大学(スイス)と共同で伸縮により白色蛍光のON/OFFを瞬時に可逆的に切り替えるゴム材料の開発に成功したと発表した。 力(機械的刺激)を受けて、見た目の色や発光(蛍光)特…詳細を見る -
常温/常圧のCO2ガス下で自己修復する気体可塑性シリコーンエラストマーを開発――プラスチック加工での消費エネルギー削減に期待 岐阜大
岐阜大学は2019年4月22日、CO2ガスですばやく自己修復する、世界初の気体可塑性シリコーンエラストマーを開発したと発表した。 エラストマーとは、ポリマー分子を架橋して得られるポリマー材料だ。ゴム弾性を示すことか…詳細を見る -
無機物と有機物を組み上げた三次元ナノ構造体の新設計法を開発――化学品合成やセンサー、電池材料への応用が可能に 東大
東京大学は2019年4月24日、モリブデン酸化物クラスターと有機分子を用いた「三次元ナノ構造体」の新設計法を発見したと発表した。これにより、金属酸化物クラスターの構造や機能を生かした、新たな幾何学構造の設計やナノ空隙内の…詳細を見る -
99.5%以上の光吸収率と高い耐久性を兼ね備えた究極の暗黒シートを開発――映像のコントラスト向上などに期待 産総研と量研
産業技術総合研究所(産総研)と量子科学技術研究開発機構(量研)は2019年4月24日、微細な表面構造であらゆる光を吸収する究極の暗黒シートを開発したと発表した。 表面を黒色化した材料は、太陽エネルギー利用、光センサ…詳細を見る -
レアアースの使用を抑えた高性能磁石を開発
NASAエイムズ研究センターの戦略物質研究チームが、入手容易なレアアース(希土類)元素を用いた強力な磁石、およびレアアースを全く含まない有望な磁石を考案した。国際政情が不安定化してレアアースの入手が困難になる事態に備える…詳細を見る -
リチウムイオン二次電池の材料世界市場、2022年には2.5倍の4兆5千億円に――大型用途で需要が拡大 富士経済調査
富士経済は2019年4月22日、xEV向けやESS(電力貯蔵システム)向けなど、大型用途を中心に市場が拡大しているリチウムイオン二次電池の材料市場について調査し、その結果を「2018 電池関連市場実態総調査 No.3」に…詳細を見る -
燃料電池向け高反応率/低稼働温度の空気極材料開発――SOFCの稼働温度を200℃低減 中部大学
中部大学は2019年4月22日、従来よりも反応率が高く、かつ低温稼働が可能な、燃料電池向けの空気極材料を開発したと発表した。 燃料電池には、主に固体高分子型燃料電池(PEFC)と固体酸化物形燃料電池(SOFC)の2…詳細を見る -
特定の波長の光では不可視になる単一物質円柱構造を発見――光や電波と干渉しないデバイス等への応用に期待 東工大
東京工業大学は2019年4月22日、特定光で観測できない不可視な単一物質の円柱構造を発見したと発表した。 物質や構造を不可視化する技術が注目を集めている。ここでいう不可視な構造とは、構造が透明で、かつ光が照射された…詳細を見る -
セルロースナノファイバーを複合化させた生分解性プラスチックカラーマスターバッチを開発 GSアライアンス
GSアライアンスは2019年4月22日、セルロースナノファイバーを複合化させた生分解性プラスチックカラーマスターバッチを開発したと発表した。 プラスチックごみなどによる生態系への影響が問題となっており、環境中で分解…詳細を見る -
九州で働きたいエンジニア向けに特別セミナー&キャリア診断会を開催 メイテックフィルダーズ
メイテックフィルダーズは2019年4月22日、九州地域でエンジニアとして働きたい人を対象とした特別セミナー「これからのエンジニアの生き方。2019・九州編」を、パーソルキャリアが運営する転職情報サイト「doda」の協力の…詳細を見る