カテゴリー:化学・素材系
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住友電工と富山大、耐熱性に優れたダイカスト用マグネシウム合金を開発
住友電気工業は2017年11月8日、富山大学と共同で、耐熱性に優れたダイカスト用マグネシウム合金を開発したと発表した。 近年自動車業界では、さらなる軽量化の要求に対応するため、主にアルミニウム合金が使用されているエ…詳細を見る -
東北大学、層状半導体GaSeが大きなスピン軌道相互作用を示すことを発見
東北大学大学院工学研究科は2017年11月8日、層状半導体GaSe(セレン化ガリウム)が、従来のGaAs(ヒ化ガリウム)に比べて10倍以上大きなスピン軌道相互作用を示すことを発見したと発表した。GaSeが新しい電界効果ス…詳細を見る -
阪大など、細菌べん毛モーターがバイオセンサーとして働く仕組みを解明
大阪大学、金沢大学、名古屋大学は2017年11月2日、同大学の研究グループが共同で、細菌べん毛モーターのエネルギー変換装置である固定子複合体がナトリウムイオンを感知して活性化し、モーターに組み込まれる仕組みを明らかにした…詳細を見る -
京大など、負電荷をもつ水素の新たな性質を発見——圧縮しやすく、金属原子間の相互作用を遮断
京都大学、日本大学、オックスフォード大学による研究グループは2017年11月1日、負の電荷をもつ水素(ヒドリド)が極めて圧縮されやすく、また金属原子間の相互作用を対称性の違いでブロックすることを明らかにしたと発表した。 …詳細を見る -
阪大ら、VLS法による金属酸化物ナノワイヤ合成の低温下に成功
大阪大学は2017年10月31日、九州大学と共同で、VLS法による金属酸化物ナノワイヤの合成を、従来よりも低温で可能にする手法を開発したと発表した。 金属酸化物ナノワイヤは、太陽電池やリチウムイオンバッテリー、スー…詳細を見る -
ドナーの骨を用いた骨折治療用スクリュー
骨折の治療として、折れた骨をつないでチタンやステンレスなどの金属製ボルトで固定する骨接合術がよく行われている。ただ、金属が身体になじまず、治療中や治療後に異物反応を起こし、外科手術が必要になるケースもあるという。 …詳細を見る -
放射線環境中のセラミックスがもつ自己修復能力を発見 セラミックス表面を観察する新手法の開発で
日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)と量子科学技術研究開発機構は2017年10月27日、特定のセラミックスが放射線に強い理由を探るため、高エネルギー重粒子線を照射したセラミックスに形成される数nmの超微細組織を観察…詳細を見る -
九大、近赤外光を用いた水からの水素発生に成功
九州大学は2017年10月27日、非常に低エネルギーである近赤外光を用いて、水から水素を発生させることに成功したと発表した。 太陽光による水からの水素エネルギーの製造は、クリーンかつ再生可能なため、エネルギー問題の…詳細を見る -
車が360°自由に動けるように? タイヤを”球形”にした「Eagle 360 Urban」――グッドイヤー 東京モーターショー2017
「第45回東京モーターショー2017」の会場では、さまざまな自動車メーカーがコンセプトカーを通じて、“未来のクルマ”の在り方が提案している。 その一方で、一部のタイヤメーカーの中にも、タイヤという部品を通じて“未来…詳細を見る -
タイヤで路面を感じて走行制御、前方車ともデータ共有できる「センシングコア」――ダンロップ 東京モーターショー2017
自動車のエンジンがモーターに変わり、完全自動運転ではハンドルも不要になる時代が近づきつつある。自動車がどれだけ進歩しても、電子回路を持たないタイヤはずっと変わらず、ゴムと空気でボディを支えるものだと思っていた。 「…詳細を見る