カテゴリー:エンジニア分野別
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ゲージ率400以上を示すフレキシブルひずみセンサーを開発 大阪大学ら
大阪大学は2019年12月18日、ジェノバ大学/CNRと共同で、世界最大のゲージ率(ひずみの感度)400以上を示すフレキシブルひずみセンサーの開発に成功したと発表した。 現在、産業用途ではNi合金製のフレキシブルひ…詳細を見る -
「航空機用構造材料の破壊はどこから始まるか」を放射光X線顕微鏡を用いてナノレベルで観察 KEK
高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所は2019年12月18日、航空機の機体や翼の構造材料として用いられている炭素繊維強化樹脂(Carbon fiber reinforced plastic:CFRP)複…詳細を見る -
5G回路基板用PPSフィルムを創出――誘電特性と熱寸法安定性を両立 東レ
東レは2019年12月19日、PPS(ポリフェニレンサルファイド)ポリマーが持つ優れた誘電特性や難燃性、耐薬品性を維持しつつ従来に比べて40℃以上耐熱性を高め、融点に近い温度でも変形しにくい寸法安定性を持つPPSフィルム…詳細を見る -
車室内のノイズを従来の半分に低減するシステムを開発――電気自動車の時代に必須のロードノイズを減らす技術
現代自動車グループは2019年11月11日、車室内の騒音を劇的に低減するロードノイズアクティブノイズコントロール(RANC)システムを開発したと発表した。 車室内騒音には、車両のパワートレイン、道路、そして風という…詳細を見る -
ドイツの町を送電網から一時的に切り離す実証実験――100%再生可能エネルギーでも支障なし
原子力発電のような危険性がなく、火力発電のような環境負荷がないことから、近年、再生可能エネルギーが脚光を浴びている。とはいえ、完全に再生可能エネルギーに切り替えて、申し分のない生活を送ることはできるのだろうか。それを確か…詳細を見る -
ロス市警、容疑者を巻き取って拘束する「投げ縄」射出デバイスを導入
ロサンゼルス市警察(以下、ロス市警)が、容疑者を負傷させずに文字通り「縄にかける」デバイスを試験採用すると発表した。2019年12月3日付でLos Angeles Times紙が報じている。Wrap Technologi…詳細を見る -
シリコンによる光子アップコンバージョン技術を開発――低侵襲なガンの光線力学療法へ向けて
毒性のないシリコンナノ結晶を用いて、低エネルギーの光子を高エネルギーの光子に変換することに成功した。この研究は、カリフォルニア大学リバーサイド校とテキサス大学オースティン校が共同で行ったもので、成果は2019年12月2日…詳細を見る -
ハイエントロピー合金のナノポーラス化に成功――金属に多機能性をもたらす2つの技術の複合効果を利用し、新しい材料分野を開拓 東北大ら
東北大学は2019年12月19日、同大学の研究グループが、チタン(Ti)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)の5成分元素からなる体心立方格子系ハイエントロピー合金のナノポーラス化に世界…詳細を見る -
電子機器の発熱を大幅に削減できる――マグノンを利用した磁化スイッチングに成功
シンガポール国立大学の研究チームは、室温でスピン波を利用した磁化スイッチングに成功した。電流を使用することなく情報をエンコードする画期的な方法であり、ジュール熱の大幅な低減が可能で、エネルギー効率の高い高速デバイスの開発…詳細を見る -
電子散乱法により陽子半径を高精度に測定――陽子半径問題に決着か
米国ジェファーソン研究所のPRadコラボレーションは、電子散乱によって陽子のサイズを測定する新たな手法を用いて、陽子半径の新しい値を得たと発表した。その値は0.831フェトムメートル(fm)であり、以前の電子散乱値0.8…詳細を見る