カテゴリー:エンジニア分野別
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伸縮に強いスーパーキャパシタを開発――カーボンナノチューブの“森”を利用
ミシガン州立大学の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)を利用して伸縮性に優れたスーパーキャパシタを作製した。医療分野をはじめとするウェアラブルデバイスへの伸縮可能な電源として適用できる。研究成果は、2019年4月…詳細を見る -
車載ECU市場、2030年には14兆円規模に――走行安全系や情報通信系の構成が高まる見込み 富士キメラ総研調査
富士キメラ総研は2019年5月20日、車載ECU(Electronic Control Unit)の世界市場調査結果を発表した。 同調査によると、ECU市場は堅調に拡大しており、2018年は前年比4.1%増の8兆4…詳細を見る -
3300V級IGBTを5Vゲート電圧でスイッチングすることに成功――シリコンIGBTのさらなる性能向上が可能に 東大など
東京大学は2019年5月20日、北九州環境エレクトロニクス研究所などと共同で、3300V級シリコン絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のスイッチングを、ゲート電圧5Vの低電圧で駆動することに成功したと発表した。 …詳細を見る -
AGC、ミリ波向け超低伝送損失フレキシブルアンテナを開発――モビリティや電子機器等様々なモノにミリ波向けアンテナを設置可能に
AGCは2019年5月20日、ミリ波向け超低伝送損失フレキシブルアンテナ設計技術を開発したと発表した。 次世代高速通信におけるミリ波帯の高周波アンテナ用基板には、伝送損失が低い材料が求められている。また、IoT向け…詳細を見る -
グラフェン内で液体のように動き続ける電子――低電力デバイスの開発につながる挙動を解明
レンセラー工科大学(RPI)とインドのQuazar Technologiesの研究チームは、グラフェンへAC電圧を印加した場合に発生する電流の挙動を、シミュレーションによって示した。電圧の印加を止めても電流が流れるため、…詳細を見る -
産業用機器のリモートメンテナンスから航空宇宙・自動車の制御開発、最先端の医療技術まで。様々な制御開発に利用されているMBDの最新トレンド――MathWorks Japan 阿部悟氏
実機を仮想環境でモデル化し、シミュレーションして設計と検証を繰り返し、実装までを行う開発手法である「モデルベース開発(MBD:Model-Based Design)」の最新情報を紹介しています。 第1回目で…詳細を見る -
5G対応アンテナをスマートフォンの機外に貼付する「超微細金属メッシュ配線フィルム」を開発 DNP
大日本印刷(DNP)は2019年5月17日、通信用の高感度なアンテナとして、線幅1µmの金属メッシュをフィルム形状にした「超微細金属メッシュ配線フィルム」を開発したと発表した。透明なフィルムに配線を組み込んでおり、5G対…詳細を見る -
低燃費対応チェーンテンショナを開発――オイル使用量を従来の1/10に抑え、小型化にも成功 NTN
NTNは2019年5月17日、自動車のタイミングチェーンの張力を維持する油圧式オートテンショナ(チェーンテンショナ)の新製品「低燃費対応小型チェーンテンショナ」を開発したと発表した。同製品は構造の簡素化により、小型化と作…詳細を見る -
5代目となる新型スープラ「GR Supra」を発売――歴代同様3.0L直列6気筒エンジンを踏襲 トヨタ
トヨタは2019年5月17日、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとなる新型スープラ「GR Supra」を、全国のトヨタ車両販売店を通じて発売した。この新型スー…詳細を見る -
効果の高いスプレー式着氷防止剤を開発――界面靱性を下げて着氷を防止
米ミシガン大学は、大型の構造物にも使える効果が極めて高いスプレー式の着氷防止剤を開発した。このスプレーでコーティングされた構造物に付着した氷は、弱い風、あるいは氷自体の重さで落とすことができる。 船舶や飛行機、送電…詳細を見る