カテゴリー:制御・IT系
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ベイズ統計を利用して熱力学特性の最適モデルを得る手法を発表
米国エネルギー省(DOE)アルゴンヌ国立研究所の研究チームは、宇宙論をはじめとして、ビックデータの分析にも使われるベイズ統計を材料科学分野に応用し、材料の熱力学特性における不確定性の定量化手法を発表した。この手法が確立す…詳細を見る -
MIT、確率的プログラミング言語「Gen」を開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、初心者から専門家までそれぞれの用途にあったAIモデルを作成できる確率的プログラミング(PP:Probabilistic Programming)システム「Gen」を発表…詳細を見る -
環境発電デバイスの発電効率を最適設計により向上させる技術を開発――デジタルアニーラを活用し、磁気デバイスの磁束密度を最大化 富士通研究所
富士通研究所が2019年7月19日、北海道大学と共同で組み合わせ最適化問題を高速に解く次世代アーキテクチャー(デジタルアニーラ)を活用し、平面状に配置された磁石の最適な配列を計算する技術を開発したと発表した。 デジ…詳細を見る -
MIT、ドラッグアンドドロップでデータ分析できるツールを発表――機械学習をもっと身近に
SF映画のように、巨大なスクリーンに映し出したデータを指でドラッグアンドドロップするだけで、誰もが直感的にデータ分析できる時代が近づいている。マサチューセッツ工科大学(MIT)とブラウン大学の研究チームは、対話型データサ…詳細を見る -
小型宇宙機用通信セキュリティ技術の実証実験に成功――事前に鍵共有することで情報理論的安全性を達成 NICTなど
情報通信研究機構(NICT)は2019年7月10日、インターステラテクノロジズ及び法政大学と共同で、小型衛星/小型ロケット用通信セキュリティ技術の実験回路を開発し、実証実験に成功したと発表した。なお、同実験では、開発した…詳細を見る -
100年前の物理モデルを使って、現代の北極海の氷の溶融を説明
地球温暖化の影響で北極の氷が減少しつつあることは良く知られているが、氷は我々が考えていたより早く溶け、記録的な減少を示している。自然のシステムがなぜ科学者の予想と異なる振る舞いをするのかを知るため、米ユタ大学の数学者と科…詳細を見る -
MIT、画像認識力を向上させる点群データの識別手法を開発
MITの研究チームが、膨大な3D点群データの中に隠れている物体を、ロボットが迅速に特定できる技術を開発した。3Dステレオグラム「マジックアイ」をじっくりと眺めると、隠されていた3D図形が徐々に浮かび上がるように、センサー…詳細を見る -
コネクテッドカー世界市場、2035年には2017年比4.4倍の1億250万台に――新車販売台数の9割を占める見通し 富士経済予測
富士経済は2017年7月2日、コネクテッドカー(乗用車)の世界市場調査結果を発表した。それによると、市場はIVI搭載のコネクテッドカーがけん引し、2035年には2017年比4.4倍の1億250万台に達する見通し。新車販売…詳細を見る -
機械学習の活用で高分子の熱伝導率を約80%向上させることに成功――少数のデータから高精度な予測が可能に NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年6月26日、統計数理研究所、東京工業大学と共同で、独自の機械学習の解析技術を用いて高熱伝導性高分子を設計し、熱伝導率を約80%向上させた高分子の合成に成功した。 高分子は一…詳細を見る -
「原子も凍る」超伝導量子冷凍機――1mKの極低温を達成
ロチェスター大学とイタリアNESTの共同研究チームが、ほぼ絶対零度にまで冷却できる超伝導量子冷凍機を考案した。家庭用冷蔵庫が断熱膨張/圧縮のサイクルを利用して冷却するのと同様、超伝導体の断熱磁化/消磁のサイクルを利用して…詳細を見る