カテゴリー:制御・IT系
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コンピュータの高速化につながる多値論理トランジスタを開発――バイナリを超える論理回路を目指して
テキサス大学ダラス校の研究チームは韓国の研究者らと共同で、結晶質と非晶質の酸化亜鉛(ZnO)を組み合わせることで、0と1の2値だけでなく3個以上の論理値を持つ多値論理トランジスタを開発したと発表した。既存のコンピュータチ…詳細を見る -
燃料不要のロケットシステム「EmDrive」――最新の実験結果を公表へ
独ドレスデン工科大学の研究チームは、燃料を使用せずにロケットの推力を生む技術「EmDrive」実験の最新の結果を発表した。微小な推力を計測するため、周辺環境の影響を受けにくい実験装置を開発している。実験結果は2019年8…詳細を見る -
AIに記憶を持たせ処理速度を向上させる「超次元コンピューティング理論」
AIに人間のような記憶を持たせることで、その「感覚運動表現」(※ロボットのような主体が知覚を得て、それに応じて行動すること)の性能を抜本的に向上させられる可能性があることを、メリーランド大学の研究者たちが『Science…詳細を見る -
暗記学習が不要になる「ブレインインプラント」の可能性
検索エンジンが脳内にインプラントされ、革命的な人間用AIが開発されるだろう、というAI専門家の見方が話題を呼んでいる。 「学習する、とは記憶するということを意味しなくなるだろう」 このように語るのは、ヨーロッ…詳細を見る -
国内PLM市場、2018年は前年比6.0%増の2675億円規模――高水準の企業収益を背景に設備投資が大幅増 矢野経済研究所調査
矢野経済研究所は2019年6月10日、国内PLM市場の市場動向などの調査結果を発表した。 同調査によると、2018年の国内PLM市場規模は、前年比6.0%増の2675億6400万円となった。2017年以降の景気回復…詳細を見る -
IGZOチャネルを用いた低消費電力、大容量トランジスター型強誘電体メモリーを開発 東大
東京大学は2019年6月10日、極薄の金属酸化物半導体IGZOをチャネルとしたトランジスター型強誘電体メモリー(FeFET)の開発に成功したと発表した。 IoTの普及に伴いIoTデバイスは今後ますます低消費電力であ…詳細を見る -
160年前からの数学界の難問「リーマン予想」の証明に至るアプローチ
米エモリー大学の日系数学者Ken Ono教授の研究チームが、数多の数学者が挑み、挫折してきた、「リーマン予想」の証明に対する明解なアプローチを提案した。数学界における最大の未解決問題のひとつに対して、約90年前に提案され…詳細を見る -
ハイパースペクトルカメラ向け「InGaAsエリアイメージセンサー」を開発――波長2.55µmの近赤外光までエリア検出可能 浜松ホトニクス
浜松ホトニクスは2019年6月6日、長年培った化合物光半導体の製造技術により、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)を材料とするエリアイメージセンサーとしては世界最長となる、波長2.55µmの近赤外光まで検出…詳細を見る -
消費電力を64%削減した無線基地局向け高効率パワーアンプを開発――5G基地局の低消費電力化に貢献 東芝
東芝は2019年6月5日、消費電力を従来から64%削減した無線基地局向け高効率パワーアンプを開発したと発表した。 無線基地局向けパワーアンプは、携帯電話などの端末に送信される無線信号を増幅する装置で、消費電力が大き…詳細を見る -
キログラムの基準が130年振りに変更――キログラム原器からプランク定数ベースに
5月20日は、1875年にメートル条約が締結されたことを記念して定められた国際計量記念日だが、2019年の5月20日は特別な日として技術者・研究者の記憶に残ることになるだろう。この日、1889年以来およそ130年間にわた…詳細を見る