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阪大、ナノ絹糸を添加したインクで安全・良好な3Dバイオプリンティングを実現
大阪大学は2020年9月29日、同大学大学院基礎工学研究科の研究チームが京都府京丹後市のながすな繭と共同で、細胞を含むインクにナノ絹糸を添加することで、細胞の生存を損なわずに立体印刷の造形性を向上させることに成功したと発…詳細を見る -
複雑ネットワークと同期の基礎理論を用いた翼列フラッタの予兆検知を提唱、航空機エンジン破損の回避へ
東京理科大学は2020年9月30日、同大学工学部機械工学科と大学院工学研究科の研究チームが宇宙航空研究開発機構と共同で、複雑ネットワークと同期の基礎理論に着目して、航空エンジンタービンで発生する翼列フラッタの予兆を検知す…詳細を見る -
北大、光損失が常圧ガラスの50%以下になる究極透明ガラスの構造を解明――量子通信の実用化へ
北海道大学は2020年10月1日、同大学電子科学研究所の小野円佳准教授らの研究グループが、ペンシルベニア州立大学やAGCの研究員と共同で、理想的な究極透明ガラスの構造を解明したと発表した。このガラス構造を光ファイバーに応…詳細を見る -
電気化学的活性に優れるマグネシウム合金材を開発――マグネシウム金属電池の容量を約20%向上 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年9月30日、これまでの材料よりも電気化学的活性に優れるマグネシウム合金材を開発し、マグネシウム金属電池の容量を約20%向上させることに成功したと発表した。これまで手付かずだった負…詳細を見る -
有機EL用導電性高分子を筆で塗る手法で高い配向度の膜作製に成功――フレキシブルデバイスの外光反射防止や高輝度表示に寄与 広島大学
広島大学は2020年9月28日、有機EL用の高分子を溶かした溶液を筆で塗る手法を用いて、高い配向度の膜の作製に成功したと発表した。同発表によると、筆で塗る手法(ブラッシュプリンティング法)を用いた、発光する高分子の配向膜…詳細を見る -
異種材料接合に重要な材料内部や界面構造を非破壊検査法で解明 大阪府立大学
大阪府立大学は9月25日、リガク、MORESCOと共同研究を進め、非破壊検査法の一つである3次元X線イメージングの手法を駆使して、ガラス板や金属板上の多孔質エポキシモノリス層に熱可塑性樹脂を熱溶着した接合試験片の内部と界…詳細を見る -
固体材料内部の欠陥を高分解能で3次元映像化できる超音波計測法を開発――強度評価や欠陥発生メカニズムの解明に道筋 東北大学
東北大学大学院工学研究科の小原良和准教授らの研究グループは2020年9月23日、米ロスアラモス国立研究所との国際共同研究により、固体材料内部の欠陥を3次元的に高分解能で映像化できる超音波計測法を開発したと発表した。安全/…詳細を見る -
極低温を計測できる量子温度計を開発――高感度で冷却原子ガスの温度を測定する量子プロセスを記述 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2020年9月9日、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン、トリニティ・カレッジ・ダブリンとの共同研究により、極低温を計測できる量子温度計を開発したと発表した。単一の原子を温度計に見立て、…詳細を見る -
リチウム電池を超える次世代高容量リチウム電池の充電過程を原子レベルで解明 東大
東京大学は2020年9月9日、高容量リチウムイオン電池の正極材料として注目されるLi2MnO3における充電過程を原子レベルで明らかにしたと発表した。 リチウムイオン電池の正極材料の中でも特にLi2MnO3に代表され…詳細を見る -
新型コロナウイルス抗体の検出、定量が可能なチップを開発――高感度と低価格を両立 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学は2020年9月11日、人工ヒト血漿サンプル中で異なる濃度のスパイクタンパク質抗体を検出できる新型コロナウイルス抗体検査法を開発したと発表した。迅速で信頼性が高く、しかも低価格だという。 現在…詳細を見る