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ナノスケールで整列する電子を可視化し、未知の力の存在を示唆する電子のうねりを発見 東大と理研
東京大学と理化学研究所の研究グループは2021年9月3日、鉄系超伝導体における電子の空間分布をナノメートルの精度で可視化することに成功し、鉄系超伝導体がナノメートルスケールの電子のうねりを形成することを発見したと発表した…詳細を見る -
貴金属を使わずにアンモニアを分解する高性能な触媒を開発 東工大
東京工業大学は2021年8月31日、カルシウムイミド(CaNH)とニッケル(Ni)を組み合わせ、既存のNi触媒よりも100℃以上低温でアンモニア分解活性を示す高性能な触媒の開発に成功したと発表した。希少で高価なルテニウム…詳細を見る -
超重元素ドブニウム同位体の精密質量測定に初めて成功——新元素の新しい原子番号の確実な同定法検証 KEKら
高エネルギー加速器研究機構(KEK)・素粒子原子核研究所・和光原子核科学センター(WNSC)、理化学研究所、九州大学を中心とする国際共同研究グループは2021年8月31日、原子番号105番の超重元素ドブニウム同位体257…詳細を見る -
人工光合成でソーラー水素を製造、100m2規模の実証試験に世界で初めて成功 NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)は2021年8月26日、人工光合成システムの社会実装に向け、東京大学、富士フイルム、TOTO、三菱ケミカル、信州大学、明…詳細を見る -
和牛肉の複雑な組織構造をテーラーメイドで作製できる「3Dプリント金太郎飴技術」を開発 大阪大学ら
大阪大学、凸版印刷、弘前大学、日本ハム、キリンホールディングス、リコーフューチャーズ、リコージャパン、大阪工業大学の研究グループは2021年8月24日、和牛肉の複雑な組織構造を自在に再現できる「3Dプリント金太郎飴技術」…詳細を見る -
ロケットエンジンの数値計算結果と実験データを定量的に比較できる手法を開発 東北大学とドイツ航空宇宙センター
東北大学は2021年8月24日、同大学流体科学研究所エネルギー動態研究分野の森井雄飛助教とドイツ航空宇宙センター(DLR)が共同で、ロケットエンジンの数値計算結果と実験データを定量的に比較できる手法「SMART」を開発し…詳細を見る -
フォト弾性率パターニングによって局所的に硬さを変えられる樹脂を開発 名工大
名古屋工業大学は2021年8月20日、同大大学院工学研究科の研究グループが、フィルム内で局所的に硬さ(弾性率)を変えられる樹脂の開発に成功したと発表した。 研究グループは、熱に反応する熱架橋性官能基と、特定の波長の…詳細を見る -
デトネーションエンジンの宇宙飛行実証に世界で初めて成功 名古屋大学など
名古屋大学は2021年8月19日、慶應義塾大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、室蘭工業大学との共同研究で、世界で初めてデトネーションエンジンの宇宙飛行実証に成功したと発表した。デトネーションエンジンは今回の実証実験の…詳細を見る -
カーボンナノチューブファイバーにより高効率で温度差を電気エネルギーに変換 東京都立大学と米ライス大学
東京都立大学は2021年8月17日、同大学大学院理学研究科の柳和宏教授と米ライス大学の河野淳一郎教授、Matteo Pasquali教授らの研究チームが、カーボンナノチューブファイバーを用いることで温度差から高効率に電気…詳細を見る -
室温付近の熱電変換効率を2倍にする熱電材料を開発――室温廃熱の有効活用に期待 大阪府立大学ら
大阪府立大学は2021年8月12日、近畿大学工業高等専門学校および高輝度光科学研究センターと共同で、テルル化ゲルマニウム(GeTe)の電子構造を精密制御することで、室温付近の熱電変換効率を既存材料の最大2倍にまで増大させ…詳細を見る