タグ:グラフェン
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リチウム空気電池の性能を向上する電極を考案――実用化にはまだ課題も
韓国大邱慶北科学技術院の研究チームが、リチウムイオン電池よりエネルギー密度が10倍も高いリチウム空気電池について、新しいナノ構造電極を提案した。正極材料としてグラフェンに硫黄原子をドープするとともに、ニッケルコバルト硫化…詳細を見る -
電気分解によるグラフェン合成に成功――亜臨界水熱電解により実現、水素も同時に生成 東北大
東北大学多元物質科学研究所は2019年12月10日、亜臨界水反応場を適用することで、電気分解によるグラフェンの合成に成功したと発表した。 グラフェンとは、グラファイト(黒鉛)結晶の単層分のことで、高い電気伝導性、熱…詳細を見る -
電子スピンの制御と保持の性能に優れるホイスラー合金/グラフェン積層材料を開発――高記録密度/省エネ磁気メモリの実現に前進 量研など
量子科学技術研究開発機構(量研)は2019年12月3日、電子スピンの制御性能に優れるホイスラー合金と保持性能に優れるグラフェンからなる積層材料を開発したと発表した。なお、この研究は、高エネルギー加速器研究機構と物質・材料…詳細を見る -
単層グラフェンの特異な光吸収プロセス、光エネルギーが局在化したナノ領域光電場内で観測 北海道大
北海道大学は11月26日、単層グラフェンを金属ナノ構造表面に配置し、その金属構造が作り出すナノ光源を利用することで、グラフェンが本来は示さない光吸収プロセスを発現しうることを明らかにしたと発表した。 光は無尽蔵なエ…詳細を見る -
ピコ秒以下の超高速、低消費エネルギーで動作する全光スイッチを開発――グラフェンと光ナノ導波路を組み合わせて実現 NTTと東工大
NTTは2019年11月26日、東京工業大学と共同で、プラズモニック導波路という幅と高さが数10nmの光導波路にグラフェンを組み合わせ、ピコ秒(1兆分の1秒)以下の超高速、低消費エネルギーで動作する全光スイッチ(光で光信…詳細を見る -
超伝導を電圧でオンオフできる、「魔法の角度」をもった積層2Dグラフェンを作製
テキサス大学(UT)オースティン校を中心とする国際研究チームが、2層から成るグラフェンシートの各々の方向を、1.1度で正確に回転させると、近接する幾つかの電子エネルギー準位で、超伝導状態と絶縁状態が交互に生じることを明ら…詳細を見る -
グラフェン超伝導材料の原子配列を解明――薄くて柔らかい、原子スケールの2次元超伝導材料の開発に新たな道 東大ら
東京大学、早稲田大学、日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構の研究グループは2019年11月14日、これまで未解決だった超伝導を示す炭素原子層物質グラフェンとカルシウムの2次元化合物の原子配列を「全反射高速陽…詳細を見る -
グラフェンナノリボンの完全精密合成に世界初成功――新たな高分子化反応「リビングAPEX重合」を開発 名大とJST
名古屋大学は2019年6月27日、JST戦略的創造研究推進事業において、同大学の研究グループが「リビングAPEX(エイペックス)重合法」と呼ばれる高分子化反応を開発し、グラフェンナノリボンの完全精密合成に世界で初めて成功…詳細を見る -
太陽光で含水バイオマスを濃縮する技術を開発――階層構造を持つ多孔質グラフェンで水分蒸発を促進 筑波大学
筑波大学は2019年6月21日、太陽光を用いた含水バイオマス濃縮技術と純水製造を同時に実現する蒸発促進材料を開発したと発表した。 今回開発したのは、階層構造を持つ多孔質グラフェンを蒸発促進材料として用いることで、太…詳細を見る -
グラフェン内で液体のように動き続ける電子――低電力デバイスの開発につながる挙動を解明
レンセラー工科大学(RPI)とインドのQuazar Technologiesの研究チームは、グラフェンへAC電圧を印加した場合に発生する電流の挙動を、シミュレーションによって示した。電圧の印加を止めても電流が流れるため、…詳細を見る