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従来より10倍厚い有機ELを開発――優れた発光効率、駆動電圧、耐久性 九州大学
九州大学は2019年7月30日、有機発光層を金属ハライドペロブスカイト層で挟んだ有機ELを、松島敏則准教授と安達千波矢教授らの研究グループが開発したと発表した。この有機ELはペロブスカイト層の総膜厚が2000nmもあり、…詳細を見る -
3300V級IGBTを5Vゲート電圧でスイッチングすることに成功――シリコンIGBTのさらなる性能向上が可能に 東大など
東京大学は2019年5月20日、北九州環境エレクトロニクス研究所などと共同で、3300V級シリコン絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のスイッチングを、ゲート電圧5Vの低電圧で駆動することに成功したと発表した。 …詳細を見る -
燃料電池や金属空気電池用ナノ粒子触媒の大量生産に適した製造方法を開発――触媒活性も2.7倍に向上 都産技研ら
東京都立産業技術研究センター(都産技研)は2019年5月16日、九州大学と共同で燃料電池や金属空気電池用ナノ粒子触媒の大量生産に適した製造方法を開発したと発表した。 燃料電池や金属空気電池は自動車や家庭用の次世代電…詳細を見る -
燃料電池の電極を原子レベルで観察、化学反応の動的過程が初めて理論的に解析される
東京大学生産技術研究所は2019年4月25日、燃料電池の電極を原子分解能電子顕微鏡によって原子レベルで観察し、化学反応の動的過程の理論的解明に成功したと発表した。 今回の研究成果は、研究当時は九州大学稲盛フロンティ…詳細を見る -
大面積グラフェン膜の欠陥構造を高速、高精度で可視化する技術を開発 産総研と九大
産業技術総合研究所(産総研)は2019年2月2日、九州大学と共同で、微弱な信号でも高い効率で検出可能なロックイン赤外線発熱解析法を用いて、グラフェン膜の微細な欠陥構造を高速、高精度で可視化する技術を開発したと発表した。 …詳細を見る -
九大と三井金属、中低温で動作する酸化物イオン伝導固体電解質型デバイスを開発――ガスセンサー、酸素分離膜、SOFCの作動温度低下に期待
九州大学は2018年11月7日、三井金属鉱業と共同で、600℃以下の中低温領域で動作する酸化物イオン伝導固体電解質型デバイスの開発に成功したと発表した。 固体電解質型デバイスは、電場を加えることでイオンを移動させる…詳細を見る -
従来より1桁低い検出下限濃度――直径0.1mmの小型ガスセンサで100億分の1の有害ガス検出に成功 九州大学など
九州大学は2018年8月29日、同大学の研究グループとフィガロ技研が共同で、半導体ガスセンサのVOC(揮発性有機化合物)ガス検出下限濃度を従来に比べ約1桁低減することに成功したと発表した。 IoTの進展により、医療…詳細を見る -
原子レベルの電子顕微鏡解析による材料開発に期待――九大ら、Cu-Sn系金属間化合物中に微量添加した元素の位置決定に初成功
九州大学は2018年8月23日、豪クイーンズランド大学と共同して最先端の電子顕微鏡解析研究に取り組み、銅(Cu)と錫(Sn)の化合物結晶(η-Cu6Sn5)に5%添加されたニッケル(Ni)原子の位置を決定することに世界で…詳細を見る -
九大、100%超の励起子生成効率を示す有機EL素子を開発――有機EL素子の高輝度/高強度化が実現
九州大学と科学技術振興機構(JST)は2018年7月5日、100%以上の励起子生成効率を示す有機EL素子の開発に成功したと発表した。 ディスプレーや照明用途などの発光デバイスとして用いられている有機EL素子は、電子…詳細を見る -
水素と酸素の生成速度がそれぞれ40倍と3倍に――光触媒反応の高速化とその原理解明に成功 九大など
九州大学は2018年7月2日、東京工業大学、豊田工業大学、物質・材料研究機構と共同で、金属酸化物のチタン酸ストロンチウムに高濃度の酸素欠陥と電子をドープすることで、紫外光を照射した際の水素生成速度および酸素生成速度がそれ…詳細を見る