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グラフェンを引っ張った時の変化に新たなシナリオ――理化学研究所が発見
理化学研究所は2018年8月22日、同研究所などによる研究グループが、「グラフェン」を等方的に引っ張ったとき、その原子構造と電子状態がどのように変わるかをシミュレーションにより解析し、従来の予想とは異なる新しいシナリオを…詳細を見る -
上智大学ら、銅酸化物高温超伝導体で2次元の強磁性ゆらぎを観測――高温超伝導体の磁性状態の全貌が明らかに
上智大学は2018年8月3日、東北大学、理化学研究所、高エネルギー加速器研究機構、J-PARCセンターと共同で、銅酸化物高温超伝導体で2次元の強磁性ゆらぎを世界で初めて観測したと発表した。 超伝導は、リニア新幹線や…詳細を見る -
東大、室温で巨大な磁気熱電効果を示す磁性金属を開発――無毒で低コストな発電への応用に期待
東京大学は2018年7月31日、理化学研究所などとの研究グループが、室温で巨大な磁気熱電効果「異常ネルンスト効果」を示す磁性金属Co2MnGaの開発に成功したと発表した。Co2MnGaは、これまでの最高値の10倍以上大き…詳細を見る -
横浜ゴム、バイオマスからイソプレンを生成する世界初の新技術を開発――石油への依存度低減と二酸化炭素削減に期待
横浜ゴムは2018年7月26日、理化学研究所、日本ゼオンとの共同研究により、バイオマス(生物資源)から効率的にイソプレンを生成できる世界初の新技術を開発したと発表した。 イソプレンは自動車タイヤなどの原料として使わ…詳細を見る -
磁性半導体における、異常ホール効果値の磁化に比例しない振る舞いを発見 理研と東大
理化学研究所(理研)は2018年7月21日、東京大学と共同で、「磁性半導体」であるチタン酸ユーロピウム(EuTiO3)の高品質単結晶薄膜を作製し、通常は磁化に比例する異常ホール効果の値が、磁化に伴ってさまざまな値をとるこ…詳細を見る -
指先につけるだけで非破壊検査が可能に――カーボンナノチューブ膜によるテラヘルツ検査チップを開発
東京工業大学、理化学研究所、産業技術総合研究所(産総研)らは2018年6月28日、カーボンナノチューブ膜を材料としたウェアラブルなテラヘルツ検査デバイスを開発したと発表した。大規模な測定系を必要とせずに、指先につけるだけ…詳細を見る -
理研ら、SiCパワー半導体を用いた高出力高安定化電源を開発――X線自由電子レーザーの利用拡大に貢献
理化学研究所(理研)は2018年6月16日、高輝度光科学研究センター、ニチコンと共同で、パワー半導体デバイス「SiC MOSFET」を用いた、コンパクトなパルス電源を開発したと発表した。同電源は、高出力と高い安定性を両立…詳細を見る -
NIMSら、電子伝導性配位構造体の蓄電機能を発見――次世代蓄電池の電極材料として期待
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年5月31日、東京大学、理化学研究所、京都工芸繊維大学と共同で、結晶構造を自在に制御できる電子伝導性配位構造体が、有望な蓄電池の電極材料となり得ることを発見したと発表した。 …詳細を見る -
三井化学、エクリオスが超薄型有機太陽電池の基板に採用――次世代のウェアラブル素材への活用に期待
三井化学は2018年5月31日、同社の新規開発品である透明ポリイミド用液状材料「エクリオス」が、理化学研究所、東レ、科学技術振興機構(JST)などのメンバーで構成される国際共同研究グループが新たに開発した、超薄型有機太陽…詳細を見る -
理研ら、新粒子「ダイオメガ」の存在をスパコン「京」と数理で予言――重陽子の発見以来、約1世紀ぶりの新発見に期待
理化学研究所、京都大学、大阪大学らの共同研究グループは2018年5月24日、スーパーコンピューター「京」を用いて、新粒子「ダイオメガ(ΩΩ)」の存在を理論的に予言した。同研究成果は、素粒子のクォークがどのように組み合わさ…詳細を見る