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セラミックス基複合材料の亀裂を室温で修復することに世界で初めて成功 大阪大学
大阪大学は2019年1月21日、金属チタンを分散したアルミナセラミックス基複合材料において、発生した亀裂を室温で修復できることを世界で初めて実証したと発表した。同技術により、煩雑で多くのエネルギーを必要とする加熱プロセス…詳細を見る -
温めるとどの方向にも同じ比率で縮む負熱膨張材料の開発に成功――体積変化量は最大4%超 名古屋大学
名古屋大学は2019年1月18日、温めると縮む新材料を開発したと発表した。どの方向にも同比率で伸び縮みする負熱膨張材料としては、最大の体積収縮量を持つという。 温めると縮む負熱膨張の性質を持つ材料は、熱膨張による歪…詳細を見る -
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの正味最高熱効率50%超を「産産学学連携」で実現――燃焼、摩擦、ターボ過給、熱電変換の技術を統合
科学技術振興機構(JST)は2019年1月16日、トヨタ自動車、慶應義塾大学、京都大学、東京大学、早稲田大学による共同研究で、乗用車用のガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方で、正味最高熱効率50%を上回ることに成功…詳細を見る -
好きな形に切り取り可能なワイヤレス充電シートを開発――ワイヤレス充電可能な製品を手軽に作製可能に 東大
東京大学は2019年1月7日、自由な形に切り取り可能なワイヤレス充電シートを開発したと発表した。 従来、ワイヤレス充電用のコイルをさまざまな製品に組み込む際は、その製品の形状などに合わせてコイルアレイの設計や実装す…詳細を見る -
測定誤差の相関の測定に成功――量子力学の物理量の関係解明に一歩前進
広島大学は2018年12月28日、光子の相補的な2種類の偏光の同時測定において、測定誤差を生じさせる測定装置の間違いが両方とも起こるか、あるいはどちらか一方のみ起こるかの傾向の強さを表す量(測定誤差の相関)の測定に、同大…詳細を見る -
災害対応ロボット用油圧アクチュエータを開発――電気モーターよりもタフで油圧アクチュエータよりも繊細に動作 東工大など
東京工業大学は2018年12月26日、岡山大学、立命館大学、JPN、ブリヂストン、KYBと共同で、災害現場など厳しい環境でも動作する油圧駆動型ロボット用アクチュエータを開発したと発表した。 [caption id=…詳細を見る -
高速な磁壁移動を電界効果で制御することに成功――磁気メモリーデバイスの高性能化に道 東京大学など
東京大学、電気通信大学、日本原子力研究開発機構(JAEA)は2018年12月22日、絶縁体を介して磁石に電圧を加える「電界効果」という手法を用いて、秒速100メートルを超える高速な磁気の壁(磁壁: N極とS極の境界)の運…詳細を見る -
ZEV向け駆動モーター用回転角度センサーの材料使用量を約8割削減――電磁鋼板の積層をなくし軽量化 東北大
東北大学は2018年12月21日、燃料電池車や電気自動車などのZEV(Zero Emission Vehicle)向け駆動モーター用回転角度センサーを、同大大学院の中村健二教授と松尾製作所が共同開発したと発表した。電磁鋼…詳細を見る -
結晶シリコン系太陽電池の新材料、酸化チタン薄膜のヘテロ界面の構造を解明――高効率化に期待 名古屋大
名古屋大学は2018年12月20日、同大大学院の山本剛久教授と宇佐美徳隆教授らの研究グループが、高いパッシベーション性能を示す酸化チタン極薄膜を開発し、それと結晶シリコンとのヘテロ界面の電子構造を原子レベルで明らかにした…詳細を見る -
阪大、熱を伝える紙を開発――セルロースナノファイバーを高密度のシート材料へ成形し高い熱伝導性を発揮
大阪大学は2018年12月19日、同大学の研究グループが熱を伝える紙を開発したと発表した。これまで紙は断熱材として認識されていたが、セルロースナノファイバーを高密度のシート材料へと成形することで、高い熱伝導性を発揮するこ…詳細を見る