カテゴリー:化学・素材系
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近赤外光による非破壊ポリプロピレン劣化診断技術を開発――他種のプラスチックの劣化診断に適用できる可能性も 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2020年7月20日、近赤外線を照射することで、自動車部品や建築材料などに幅広く用いられているポリプロピレン部品を、非破壊で劣化診断する技術を開発したと発表した。 産総研によると、金属…詳細を見る -
難燃性の炭素繊維強化プラスチックを開発――植物性由来で99%以上リサイクルが可能
韓国科学技術研究所(KIST)は、2020年6月9日、植物由来のタンニン酸を使用して、難燃性の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を開発したと発表した。さらに、有害物質を発生させずにリサイクルする新手法も考案したという。…詳細を見る -
地上にいながら宇宙滞在気分を味わえる香水「Eau de Space」が登場
宇宙飛行士たちは、宇宙には特別な匂いがあると話す。彼らはその匂いを「宇宙の匂い」と呼んでいた。国際宇宙ステーション(ISS)に到着した宇宙飛行士は「『宇宙の匂い』を嗅ぐ用意はいいか。とても独特な匂いで、今しか嗅げないから…詳細を見る -
MIT、超強力なサージカルテープを開発――内臓表面に貼っても5分ではがせる
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年6月22日、内蔵表面に利用できる医療用両面テープの改良を進め、溶液を塗布することで、生体組織に貼ったテープを滑らかなジェルのように剥離できるようにしたと発表した。研究成果…詳細を見る -
グラフェンを用いたスマート繊維を開発――着用すると体温を下げる効果のある衣服への応用も可能
インタラクティブな機能を持つ衣服を作るには、センサーやディスプレイ機能を布地に織り込む必要がある。英マンチェスター大学の研究チームは、グラフェンの優れた熱的特性と柔軟性を利用して、衣服内で動的に熱放射制御できることを実証…詳細を見る -
【会社員2540人のテレワーク実態調査】コロナ以降も「テレワークを続けていきたい」製造業系エンジニア80.0%、IT系エンジニア88.0%。エンジニアの7割が仕事以外でもオンラインツールを活用
ポイント コロナ禍以降も「テレワークを続けていきたい」82.8% 「テレワークを続けていきたい」製造業系エンジニアは、IT系エンジニアに比べ8.0ポイント低い80.0% エン…詳細を見る -
傷に強いナノ構造で、水をはじく超疎水性表面のデザインを考案
超疎水性表面は、他に類をみないほど水をはじくので、バクテリアやウイルスなどの病原体は表面に付着することができない。このため、超疎水性表面は抗菌コーティングとして非常に有効なものだ。しかし、超疎水性表面は傷やへこみなどに弱…詳細を見る -
半導体デバイス等の放熱用に高耐湿、高熱伝導の窒化アルミニウムフィラーを開発――アンモニアの発生を1万分の1に低減 昭和電工
昭和電工は2020年7月14日、半導体デバイス等の放熱フィラー用に高耐湿で高熱伝導の窒化アルミニウムフィラーを開発したと発表した。既にサンプル提供を開始しており、2023年の量産開始を計画している。 窒化アルミニウ…詳細を見る -
分子の明暗で情報を記録する「分子スイッチ 」を発見――記憶密度はHDDの100倍
イギリスのランカスター大学の研究チームは、現在のハードディスクドライブ(HDD)の100倍の容量が期待できる「分子スイッチ」を発見した。常温常圧でトランジスタのように動作し、コンピューターの実用的な記録媒体としてバイナリ…詳細を見る -
容易かつ選択的に半導体型カーボンナノチューブを分離する方法を発見――温度応答性高分子を用いた一液混合の分離手法 東邦大学と産総研
東邦大学は2020年7月13日、産業技術総合研究所と共同で、一液混合で簡便かつ直径の小さな半導体型カーボンナノチューブを選択的に分離する方法を開発したと発表した。 単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は、グラフェ…詳細を見る