カテゴリー:化学・素材系
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バイオ廃棄物と産業排気ガスから飲料ボトルを作る――PETを代替する環境に優しいプラスチックの製造プロセスを考案
ダラム大学の研究チームは、バイオ廃棄物と発電所から回収された二酸化炭素からプラスチックボトルを作る手法を開発した。コスト的にPETと競合できる代替品になる可能性があり、研究成果は2020年6月1日、『Nature Sus…詳細を見る -
異種金属接合技術「AKROSE」が進化、異なる金属同士を強固に密着させる「AKROSE HYBRID」に 日東精工
日東精工は2020年7月1日、異種金属接合技術のAKROSE(アクローズ)の密着性をさらに向上させた「AKROSE HYBRID」を開発し、2020年10月からの販売を予定していると発表した。同製品は拡散接合が難しい材料…詳細を見る -
プリント後に造形物の形を変えられる3Dプリント方法を開発 米ライス大
米ライス大学は、2020年6月9日、3Dプリント後に造形物の形を変えられるプリント方法を開発したと発表した。この方法で3Dプリントした造形物は、温度変化や、電流、圧力に反応して変形するという。研究者らは、この方法を「反応…詳細を見る -
4000℃以上に耐えるセラミック耐熱材料を開発――航空宇宙分野での活用が期待
ロシアの国立科学技術大学(NUST-MISIS)の研究チームが、現在知られている中で最も高い融点を持つセラミック耐熱材料を開発した。ハフニウム‐炭素‐窒素の三元系粉末を燃焼合成法によって作成し、放電プラズマ焼結によって固…詳細を見る -
スタンプのように必要な部位のみにめっき処理を施す技術を開発――廃液の排出量を約30分の1に削減 トヨタ、ミカドテクノス、兼松
トヨタ自動車は2020年6月30日、スタンプを押すように、めっき処理を要する部位のみにめっき処理を施す技術を開発したと発表した。金属イオンを通す高分子膜(固体電解質膜)を用いるもので、同社によると世界初だという。 …詳細を見る -
グラフェンを用いた再利用可能な光電陰極電子源用基板を開発――先端的加速器や電子顕微鏡への応用に期待 名古屋大学ら
名古屋大学は2020年6月29日、米国ロスアラモス国立研究所などと共同で、グラフェンを用いた半永久的に再利用可能な光電陰極電子源用基板を開発したと発表した。 今回開発には上記の他に、高エネルギー加速器研究機構、自然…詳細を見る -
「天然の凍結防止剤」をまねた合成ポリマーで、コンクリートの耐久性を高める技術
コロラド大学ボルダー校の研究チームは、自然界にある不凍タンパク質をヒントに、合成ポリマーを添加することで、コンクリートの凍結融解による損傷を効果的に防止できることを発見した。研究結果は、『Cell Reports Phy…詳細を見る -
電気をかけると色が変わるエレクトロクロミック材料の安定供給を実現――低価格で高性能な調光ガラスの普及へ
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年6月26日、東京化成工業(TCI)と共同で、電気をかけると色が変わる材料「メタロ超分子ポリマー」を安定的に供給できる合成プロセスを確立したと発表した。メタロ超分子ポリマーの普及に…詳細を見る -
LiDAR向けに低ノイズアバランシェフォトダイオードを開発――安全で高出力なレーザー光を実現
バージニア大学とテキサス大学オースティン校の研究チームは、長波長感度、超低ノイズ、設計の柔軟性を実現したアバランシェフォトダイオードを開発した。LiDARに使用した場合、目の損傷リスクを伴わずに高出力での作動が可能になる…詳細を見る -
微弱な電気を発生させる布でウイルスを「殺菌 」――自己除菌型マスクへの応用も視野に
米インディアナ大学は、2020年5月18日、湿気によって弱いレベルの電気を発生させる仕組みを持った布地にコロナウイルスが触れると不活化するという研究結果を発表した。詳細は、2020年5月15日付で化学系プレプリントサーバ…詳細を見る