カテゴリー:化学・素材系
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低コストの高温超電導線材を用い、磁場中臨界電流密度の世界記録を達成
昭和電線ケーブルシステムと産業技術総合研究所(産総研)と成蹊大学は2017年4月14日、超電導層の形成プロセスを改良した高温超電導体のイットリウム系酸化物超電導線材を用いて、世界最高となる1平方cm当たり400万Aという…詳細を見る -
電気を使わない新素材冷却シートを開発――R2Rで大量生産も可能
コロラド大学ボルダー校の研究チームは、直射日光下でも、水やエネルギーを消費することなく冷却できる新素材を開発した。 この冷却シートは、家庭用アルミホイルより若干厚い50μm厚のガラスとポリマーのハイブリッド素材によ…詳細を見る -
米求人情報サイトが選んだ”ベスト”な職種トップ25は?
求人情報サイトを運営する米Indeedは、2017年のアメリカで“ベスト”な職種について、25位までのランキングを2017年3月21日に発表した。このランキングは、求人数や給料、2013~2016年の求人数の増加率を指標…詳細を見る -
東北大、液体ヘリウム不要の超伝導磁石で世界記録の24.6テスラの磁場を発生
東北大学は2017年4月13日、東芝、古河電気工業と共同で高温超伝導材料を用いた無冷媒高温超伝導磁石を開発したと発表した。直径52mmの室温実験空間に、世界記録となる24.6テスラの強磁場を発生させることに成功している。…詳細を見る -
オーエム金属工業、切削加工時間を大幅に短縮する「快削性鋳鉄」を実用化
オーエム金属工業は2017年4月10日、島根県の特許を利用して、切削加工時間を大幅に短縮する「快削性鋳鉄」を実用化し、量産化を開始したと発表した。 今回使用された島根県の特許(特許第3707675号 工具磨耗抑制片…詳細を見る -
”光を放つ鉄”を開発――ルテニウムの代替に? 発光時間は100ピコ秒だが「十分な時間」
スウェーデンのルンド大学は2017年3月30日、光を放つ鉄ベースの分子を作製することに初めて成功したと発表した。太陽電池や光源、ディスプレイなどに利用できる素材の開発につながる可能性があり、鉄ベースであることから低価格で…詳細を見る -
京大ら、イオンの流れを光でスイッチングできる固体材料「光応答性イオン伝導体」を開発
京都大学らは2017年4月11日、金属イオンと有機物からなる結晶を用いて、イオンの流れを光によって制御できる新たな材料の合成に成功したと発表した。 同研究は科学技術振興機構(JST)戦略的国際研究プログラム(SIC…詳細を見る -
水素生成量が1桁増加する光触媒を開発 神戸大と大阪大の研究グループ
神戸大学分子フォトサイエンス研究センターの立川貴士准教授らと、大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗 教授らの研究グループおよび科学技術振興機構(JST)は平成29年4月10日、光触媒作用による水素生成量が1桁増加する光触媒を…詳細を見る -
リチウムイオン電池の15倍相当の蓄電容量に。カーボンナノチューブ採用のリチウム空気電池を開発
物質・材料研究機構は2017年4月5日、空気極(正極)にカーボンナノチューブを採用したことで、従来のリチウムイオン電池と比べて15倍相当の蓄電容量を持つリチウム空気電池の開発に成功したと発表した。リチウム空気電池が実用化…詳細を見る -
製造業の景況、自動車など好調で2カ月連続改善——TDB 3月の景気動向調査
帝国データバンク(TDB)は2017年4月5日、「TDB景気動向調査(全国)2017年3月調査」を発表した。全体の景気DIが前月比0.8ポイント増の46.2と2カ月連続で改善するなか、製造業も同0.9ポイント増の46.3…詳細を見る