カテゴリー:化学・素材系
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新規ポルフィリン色素の設計指針を開発――世界最高の太陽光エネルギー変換効率の実現に寄与 京大
京都大学は2019年6月13日、同大学の研究グループが、現在ポルフィリン色素の中で世界最高のエネルギー変換効率を示す色素を上回る性能を持つ、新規ポルフィリン色素の開発に成功したと発表した。 現在、持続可能な社会の実…詳細を見る -
バイオフィルムの有無を空気噴流のみで確認可能な新技術――従来必要だった前処理が不要に 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月11日、空気噴流によって「水とのなじみやすさ(親水性)」を評価することで、流し台などの水と接する物体の表面に発生する"ヌメリ”、つまりバイオフィルムの有無を簡便に評価する手法を開発した…詳細を見る -
二酸化炭素を液体燃料に変える研究――植物をヒントに可視光を使った人工光合成
イリノイ大学の研究者らは、植物のように水、二酸化炭素、可視光を使って人工光合成を行い、燃料を生産することに成功した。金触媒の助けを借りて二酸化炭素をプロパンのような液体燃料に変換することで、二酸化炭素の排出の抑制と同時に…詳細を見る -
有機太陽電池の駆動に必要な電子エネルギー差を解明――高効率化に向けた新しい材料開発に指針 理研ら
理化学研究所(理研)は2019年6月7日、千葉大学との国際共同研究グループが、有機太陽電池における効率的な光電流生成に必要な、有機半導体の電子エネルギー差を明らかにしたと発表した。同研究成果は、有機太陽電池の発電メカニズ…詳細を見る -
セレン化スズに外部圧力を加えると熱電性能が2倍以上に増大――圧力による電子バレーの制御により熱電性能の向上に成功 阪大ら
大阪大学は2019年6月7日、東京大学との共同研究において、高性能熱電材料であるセレン化スズに外部圧力を加えることで、室温を含む幅広い温度範囲で、熱電性能が2倍以上に増大することを発見したと発表した。 熱電変換技術…詳細を見る -
化学反応前後の物性値では予測できない高分子溶液の流動を発見――分子を診る反応系流体力学の創出に前進 東京農工大など
東京農工大学は2019年6月6日、日本大学と共同で、化学反応前後の流体の物性値だけでは予測できない、高分子溶液の流動があることを発見したと発表した。 化学反応を伴う気体や液体の流動である「反応流」は、工業分野や環境…詳細を見る -
スーパーコンピューターを使い、スピンゼーベック効果による熱電発電向け新材料を発見
自動車ではエネルギーの約60%が熱として失われているため、排熱を利用する熱電発電は自動車業界において活発な研究分野のひとつだ。しかし、熱を電気に変換するコストは、電気を直接生成するよりも高くなることが証明されている。そこ…詳細を見る -
ポリ乳酸とセルロースナノファイバーの複合化で生分解性が加速――複合化した製品はグリーンプラ/バイオマスプラ認定を取得 GSアライアンス
GSアライアンスは2019年6月5日、生分解性プラスチックであるポリ乳酸とセルロースナノファイバーを複合化した製品を開発し、グリーンプラ、バイオマスプラ認定を取得したと発表した。また、この複合化により、ポリ乳酸の生分解性…詳細を見る -
伸縮するフレキシブル基板「伸縮FPC」を開発――人の動きなどへの追従を実現 沖電線
沖電気は2019年6月3日、グループ会社の沖電線が、伸縮可能なフレキシブル基板「伸縮FPC」を開発したと発表した。 フレキシブル基板(FPC)は柔軟性や軽薄性に優れるが、衣服型のウェアラブルデバイス用の配線材として…詳細を見る -
優れた磁性と高い強度をもつアモルファス鉄系合金を開発
ロシアの国立科学技術大学(NUST MISIS)を中心として、中国、日本、米国を含む国際研究チームが、これまでよりも優れた軟磁性と機械的性質を有する、アモルファス鉄系合金を開発した。メルトスピニング・プロセスを用い、Fe…詳細を見る