カテゴリー:化学・素材系
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高い熱電変換効率を有する単結晶熱電変換材料の開発手法を確立――熱利用のエネルギーハーベスティングの実用化に寄与 東北大
東北大学は2020年2月25日、同大学院工学研究科 応用物理学専攻の研究グループが中国・清華大学の研究グループと共同研究を行い、高い熱電変換効率を有する単結晶の熱電変換材料を開発する手法として、単結晶への点欠陥の導入を提…詳細を見る -
二次電池の高容量化につながる加圧電解プレドープ技術を開発――量産技術への適用も可能 東京大学
東京大学は2020年2月21日、二次電池の高容量化につながるシリコン含有負極が利用できる加圧電解プレドープ技術を開発したと発表した。加圧することで、電気化学的プレドープを大電流で行うことができ、量産技術への適用も可能な処…詳細を見る -
50年にわたる金属疲労/クリープ試験の成果を発表――金属疲労破壊事故を防ぐための重要データ NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年2月21日、『Science and Technology of Advanced Materials』に、50年にわたる金属疲労/クリープ試験の成果をまとめたレビュー論文「Ca…詳細を見る -
ボールミルを使ったプリント基板の安全な破棄方法を考案
プリント基板を処分するための新しい、より安全な方法が開発された。この研究は中国広東省の中山大学によるもので、2019年12月10日、『ACS Sustainable Chemistry & Engineering』に掲載…詳細を見る -
人工卵巣を3Dプリントする「インク」開発に向けて――ブタ卵巣全体の構造タンパク質をマッピング
ヒト用人工卵巣の3Dプリンティングに向けて、ブタ卵巣の構造タンパク質の位置を同定し、マッピングしたという研究が発表された。この研究はAnn & Robert H. Lurie Children’s Hospital of…詳細を見る -
名大、過酷環境中でも水素のみを検知するセンシング素子を開発
名古屋大学は2020年2月18日、従来のセンサーでは測定が困難な環境で水素濃度を高感度に測定できる新しい水素センシング素子を、同大大学院工学研究科の湯川宏氏助教と鈴木商館との共同研究グループが開発したことを発表した。 …詳細を見る -
CFRPの3Dプリントサービスがローンチ、1m以上のパーツも出力可
3D Printing Corporationと旭化成は2020年2月20日、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の製造を受託する3Dプリントサービス「3dpc.parts」を、2020年3月2日から開始すると発表した。…詳細を見る -
植物などが太陽の光からエネルギーを作り出す光化学反応の仕組みを解き明かす
米アルゴンヌ国立研究所(ANL)は、2020年2月4日、ワシントン大学と共同で、人工のタンパク質複合体内で、2つの光合成経路の内どちらか1つを選択して通過させることに成功したと発表した。この研究は、光合成タンパク質が捉え…詳細を見る -
テスラ、ダイカストに適した新アルミニウム合金を開発――電気自動車用部品に最適の特性
米Tesla Motorsは、電気自動車(EV)用部品の製造に適した鋳造アルミニウム合金に関する特許を出願中だ。 大量生産される鋳造アルミニウム合金は、高い降伏強度を持つものと高い導電性を持つものの2種類に分けられ…詳細を見る -
脳に直接接続する全盲者用インプラントを開発――視神経障害で視力を失った人たちの視覚再獲得に有効となるか
脳に直接信号を送ることで全盲者に視覚を獲得させる治験がスペインのミゲル・エルナンデス・デ・エルチェ大学(UMH)で行われ、成果を上げている。 UMHの研究者たちは、全盲女性の後頭部の視覚野に100個の電極を有する「…詳細を見る