カテゴリー:化学・素材系
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スーパーアロイの耐熱性を飛躍的に高める「階層的材料設計」
アイダホ国立研究所の研究チームが、耐熱性を向上し破断寿命を何千時間も延ばすことができる、Ni基スーパーアロイの画期的な製造方法を考案した。耐熱性確保の基本となるγ' 析出相の内部に、更に微細なγ相を分散させる、「階層的材…詳細を見る -
高年収を稼げる職種、ベスト25は? 米企業口コミサイトが2018年版職種別年収ランキングを発表
企業に関する口コミを集めたアメリカの情報サイト「Glassdoor」が、2018年版「アメリカで最も給与の高い職種ベスト25」を発表した。2017年7月1日から2018年6月30日までに100件以上の給与レポートが寄せら…詳細を見る -
車載用ディスプレイ市場、2017年は1億4868万枚、2021年には1億9199枚に成長 矢野経済研究所
矢野経済研究所は2018年12月10日、6月から8月に実施した車載用ディスプレイ市場の調査結果を発表し、純正品・市販品別出荷数量、部位別やインチ別の市場動向、価格動向などを明らかにした。純正品に市販品を加えた、2017年…詳細を見る -
電気化学反応における量子-古典転移現象を発見――量子トンネル効果を利用した高効率なエネルギー変換機構の開発に期待
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年12月11日、北海道大学との共同研究で、電気化学反応におけるプロトン移動が特定の条件下では、量子トンネル効果に支配されていることを発見したと発表した。さらに、この量子的過程は電位…詳細を見る -
高密度コロイドガラスのシアひずみ時に発生するジャミング現象をシミュレーションで発見 大阪大
大坂大学は2018年12月8日、高密度コロイドガラスにおけるシアひずみに対して、コロイド粒子が渋滞を形成して流動化が阻止される「シアジャミング現象」が発生することを発見したと発表した。 コロイドは、マイクロメーター…詳細を見る -
原子炉容器の放射線照射劣化のメカニズムを解明--最初の衝撃波がカギ
米ミシガン大学と中国の湖南大学、米レンセラー工科大学の研究チームは、鉄の照射脆化に関わる原子転位ループの発生メカニズム解明につながるシミュレーション結果を発表した。原子炉容器の耐放射線性鋼材をはじめ、金属材料の剛性向上が…詳細を見る -
磁気の強さを約70分の1に、非鉄材料のTMR素子で超高集積MRAMの実現へ
東北大学材料科学高等研究所(AIMR)は2018年12月7日、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)のトンネル磁気抵抗(TMR)素子を構成するナノ薄膜磁石の磁気の強さを約70分の1に抑えることに成功したと発表した。磁…詳細を見る -
カルシウムイオン電池の実現へ指針立つ――電解液に水添加で反応が高速化
豊橋技術科学大学は2018年12月7日、電解液に水を添加しその構造を変化させることで、リチウムイオンに比べ非常に緩慢とされるカルシウムイオンの動きを高速化できることを、同大電気・電子情報工学系の研究チームが発見したと発表…詳細を見る -
鉛フリーで融点270℃以上の高温はんだ材料を開発――高温特性が要求される製品の鉛フリー化に貢献 広島大
広島大学は2018年11月28日、融点が270℃以上で機械特性に優れた高温系鉛フリーBi系はんだ材料を開発したと発表した。 [caption id="attachment_36595" align="alignce…詳細を見る -
眼病を治癒するコンタクトレンズ――高い治癒効果を備えた細胞を張り付けた強膜レンズを開発
クイーンズランド大学の研究者らは2018年11月1日、眼球表面の創傷を治療する「絆創膏」として機能するコンタクトレンズを開発したと発表した。これまで難しかったタイプの角膜治療などへの応用が期待されている。 同大のヘ…詳細を見る